2025.06.26

CARS

なんと価格は420万円から 小さいながらも魅了される新世代イタリアン・スタイル アルファ ロメオ「ジュニア」が上陸

ついに上陸したアルファ ロメオ・ジュニア。価格は420万円から。

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パワートレインは2つ、グレードは4つ、価格はかなり戦略的


ジュニアのパワーユニットは2種類が導入された。1つは最高出力100kWを発揮する1.2リットル直列3気筒DOHCターボに16kWのモーターを内蔵した6段のデュアルクラッチ式自動MTを組み合わせたマイルド・ハイブリッド。システム統合出力は107kWを発揮する。こちらは“イブリダ”と呼ばれる。

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もう1つは最高出力115kWを発揮するモーターと54kWhのリチウム・イオン・バッテリーを搭載するBEVで“エレットリカ”という。WLTCモードでの一充電航続可能距離は494kmだ。

マイルド・ハイブリッド版は、装備の差によりエントリー・グレードとなる“イブリダ・コア”と上位モデルの“イブリダ・プレミアム”の2車種で、ローンチを記念した特別な200台限定の“イブリダ・スペチアーレ”も設定されている。いっぽうBEV版は“エレットリカ・プレミアム”のモノグレード展開となる。

注目はその価格設定だろう。イブリダ・シリーズはそれぞれコアが420万円、プレミアムが468万円、スペチアーレが533万円。

エレットリカ・プレミアムは556万円だが、こちらは国からの補助金が69万円、地方自治体からの補助金が(東京都の場合)45万円の、計114万円が実質サポートされるから、実質の支払いはいずれも400万円台半ばから、ということになる。



アルファ ロメオ・ジュニアの登場で、同じステランティス・グループのフィアットやジープ、プジョー、シトロエンなどの電動化モデルをはじめ、やはりパワーユニットに幅広い選択肢のあるルノーやミニなど、非ドイツ系のこの小型SUVのセグメントは、間違いなく激戦区となっていくだろう。

文=上田純一郎(本誌) 写真=アルファ ロメオ/エンジン編集部



(ENGINE Webオリジナル)

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