2025.07.08

CARS

四輪でも続々採用? アルファ、BMW、アウディ、そしてルノーやVWに続きベントレーにもあの「アクラポヴィッチ」がオプション設定

人気のチタン・エグゾースト 次はどこのブランドが採用する?

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ベントレーが、アクラポヴィッチ製のチタン・スポーツ・エグゾーストを新規設定した。

最大10kgの軽量化に貢献


対応車種は、コンチネンタルGT/GTコンバーチブルとフライング・スパー。

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この排気システムは、先頃ベンテイガ・スピードにオプション設定されたものとの関連性があるという。素材はチタンと超耐熱合金で、標準装着のエグゾーストに対し、最大10kgの軽量化を実現する。



もちろん軽さだけではなく、スポーティで深みのあるサウンドも魅力だ。スポーツ・モードを選ぶと、リア・サイレンサーに設置されたバルブが解放され、ハードな加速をするとスリリングなサウンドを全開に放つ。

エンジン回転を上げていくと、V8の咆哮はスムースな高音へとシームレスに変化していく。その音質は、ベントレーとアクラポヴィッチのエンジニアが、専門知識を駆使して練り上げたもの。エンジン負荷に応じて変わるサウンドは、ドライバーへも音のフィードバックとして伝わる。



パワーを最大限まで引き出しつつ重量を最低限に抑え、排気の流れを最適化して、耐熱性を極限まで高めるべく設計されたこのエグゾーストは、マット仕上げのチタンにコーティングを施し、耐久性や耐スクラッチ性を高めた。

独特な形状の4本出しテール・パイプには、ベントレーとアクラポヴィッチのロゴも刻まれている。

このエグゾーストは、3車種の全グレードで選択可能。ハイ・パフォーマンス・ハイブリッドから、スピードのウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッドまで対応する。



もとは二輪の世界で名を馳せたアクラポヴィッチだが、近年は四輪にも力を入れている。まずはレース分野に進出し、F1へも排気系を供給。その後は市販車にも参入し、アルファ・ロメオやBMW、アウディなどのプレミアム・ブランド、さらにはフォルクスワーゲンやルノーなどでも、オプションや高性能モデルの専用装備として採用例が増えつつある。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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