2025.09.29

CARS

なんと大型SUVなのにBMW史上最強スペックの持ち主! 「iX」の改良モデルが上陸【5台限定の特別モデルも】

ここまで突き抜けたデザインと性能の組み合わせは唯一無二!

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BMWが、旗艦SUVの「iX」の改良モデルを導入。2025年11月以降の納車に向け、受注を開始した。

巨大キドニー・グリルは賛否あれど、より未来的な顔つきへ


エクステリアは、バンパーのデザイン刷新やブラック・パーツの追加で、スポーティなイメージを強化。

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縦型4灯としたデイタイム・ライトや、グリル風パネルにイルミネーションを仕込んだアイコニック・グローも目を引く。



インテリアは、新設計のMマルチファンクション・シートを採用。表皮のヴェガンザとマイクロ・ファイバー素地、サイド・サポートの強化で、ホールド感を高めた。また、Mスポーツ・インテリアとも相まって、未来的なデザインにスポーティな要素を加えた。



設定グレードは、“ xドライブ60”と“M70 xドライブ”の2種類で、いずれも容量が111.5kWhのバッテリーと前後モーターを搭載する。“xドライブ60”は258ps/313psで、トータルでは544ps/765Nm。0-100km/hは4.6秒、航続距離は723kmに達する。

“M70 xドライブ”は258ps/489psの組み合わせで、トータル659ps/1015Nmだが、ローンチ・コントロール作動時はなんと1100Nm。このトルクはBMW史上最強で、0-100km/hは3.8秒、航続距離は602kmだ。

この改良型iXの導入を記念し、“M70 xドライブ・ザ・ファースト・エディション”を5台限定で販売する。専用の23インチ・ホイールや、iX初となる外装色のBMWインディビデュアル・フローズン・ディープ・グレーを採用した。受注は10月16日まで。



いずれのモデルも右ハンドルのみの展開。価格は“xドライブ60”が1498万円、“M70 xドライブ”が1966万円。“M70 xドライブ・ザ・ファースト・エディション”は1998万円。



2021年に発売され、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーではデザイン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したiXは、その個性的なデザインと強烈な動力性能にさらなる磨きをかけた。電気自動車が低調な市場においても、ここまでキャラの立ったクルマは、コアなファンの心をガッチリ掴みそうだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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