2026.02.01

CARS

ドライブは、一人旅に似ている 黄色いナロー・ポルシェに乗る皆川明の素敵なクルマ遍歴

シトロエン2CVも持っているというでデザイナーの皆川明さん。

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再び2CVを買う


皆川さんは27歳でミナ ペルホネンの前身であるミナを設立する。

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「この頃はスズキ・ジムニーに乗っていました。生活や時間にも余裕がない頃でした」

仕事の成長に伴い、愛車も次々と変わっていった。皆川さんの愛車遍歴をざっと並べると、ボルボV70、サーブ9-5、BMW750i、ジャガーXKR、ジャガーEタイプ、BMW330iカブリオレ、アルピナB3ビターボ、シトロエン2CV、ボルボXC60、レンジローバー、ポルシェ911Tとなる。現在はシトロエン2CV、ポルシェ911T、ジャガーEタイプ、そして普段使いのレンジローバーの4台持ちだ。

ナローと2馬力は休日の楽しみに。ジャガーEタイプ(1967)は還暦になったときのためにクルマ屋さんに預けてあるのだという。

「アルピナB3が一番長かったかな。10年ぐらい乗りました。その頃にはある程度自由にクルマ選びができるようになって、このあとどうするか? 色々考えた末、最初に感動した2CVに戻った方がいいのではないかと」

皆川さんの購入動機はクルマのフォルム。斜め後ろから見た姿がとても美しいと言う。「現行型911のボリュームのあるお尻よりキュッと引き締まっていて好きです。いまシートの張替えを準備中です。少しずつ手を入れていきたいです」(皆川)

皆川さんの仕事にとって、2CVのような簡素でありながらとても愛らしいプロダクトが手元にあるのは、とても大事なことだと思ったのだという。

「2CVとナローは自分にとって山小屋のような感覚です。電気もガスも水道もなくて、薪で火をおこすみたいな。不便なんだけど、自分の気持ちを癒してくれるところが、山小屋に似ているんです」

ナローには走りを楽しむためだけに乗り、2CVに乗ったときは公園でコーヒーを飲んだりして、ゆったりした時間を楽しんでいるという。

「ナビもなければ、カーオーディオもない、エアコンもない。でもナローや2CVに乗ると“足るを知る”というか、これでいいじゃないかと気付かせてくれるんです」

通勤で使っているレンジローバーは2024年に買った。

「よくここまで削ぎ落したデザインにしたなあと感心しました。あのスタイルはクルマ全体に自信がなければ難しいと思います。余計なことをしないというところに潔さを感じます」



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