2025.10.03

CARS

マイナーチェンジしたルノー・ルーテシアが上陸 第5世代のラスト・モデルはフル・ハイブリッドへ一本化

個性的だけど、くどさのないルノーらしい顔!

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ルノーは、ルーテシアのマイナーチェンジ・モデルを日本市場へ投入。本国では2023年に公開され、三菱にOEM供給されるコルトのベースともなっている、既存のルノー・デザインを採用した。

最新世代よりこっちのほうがルノーらしい?


このマイナーチェンジ・モデルの車体サイズは従来どおり4075×1725×1470mmで、IAA、ドイツ国際モーターショーで公開された次世代モデルより41mm短く、43mmナローで、19mm高い。

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フルLEDのヘッドライトはスリムで、グリルやフロント・バンパー・ブレードは拡大。くの字のデイタイム・ライトは、“ロサンジュ”ことルノーの菱形エンブレムを思わせる。



グレードは、スポーティな“エスプリ・アルピーヌ”のみとなり、フロント・フェンダーにはアルピーヌのエンブレムを装着。ホイールは、専用デザインの17インチだ。



リアは、LEDテール・ライトがクリア・レンズとなり、バンパーは形状を変更した。

ボディ・カラーは、標準色のグリ・ラファルM、ブルー・アイロンM、ブラン・グラシエと受注生産のオランジュ・バレンシアM、さらに30台限定となるローンチ記念色のルージュ・フラムMを展開する。





インテリアは、サポート性を高めたバイオスキン×ファブリックのシートを採用。シート・バックには、アルピーヌのロゴが入る。ステアリング・ホイールはヒーター付きTEPレザーで、アルミ・ペダルやアルピーヌのロゴ入りキッキング・プレートも装備した。

センター・ディスプレイは縦型9.3インチの新型タッチ・スクリーンで、スマートフォンのミラーリング機能も備える。オーディオは9スピーカーのボーズ製サウンド・システムを標準装着する。



パワートレインはフルハイブリッドE-テックで、従来比で最高出力が3psアップの143psを発生。車両重量の10kg軽量化もあり、0.2km/リットル改善して25.4km/リットルとなった燃費により、エコカー減税の対象となる。この数字は、EVとPHEVを除く輸入車ではトップだ。

F1の技術を応用したドッグクラッチ・マルチモードATは、12通りの変速比により効率とレスポンスを向上。回生ブレーキの効きを強くするBポジションや、40%以上のバッテリー充電量を維持するE-セーブ機能も擁する。

価格は399万円。



ルーテシアの次世代モデルは、よりアグレッシブなルックスと、やや拡大されたボディ・サイズを持つ。Bセグメントの良好な取り回しが保証され、スポーティながら控えめなエクステリアの現行モデルを新車で入手したいなら、早めの決断が吉と言えるだろう。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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