2025.10.11

CARS

インテリアもエクステリアもお好みのままに【75台限定】約1800万円の「モーガン・プラス・フォー」75周年モデルが現る

75年も正しく歴史が継承されているクルマはほとんどない!

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モーガンがプラス・フォーの限定車「75」を発売した。モーガンの顔ともいえる“プラス・フォー”と呼ばれるモデルが今年で75周年となるのを記念し、全世界で75台が限定生産される。

名前の読み方も基本のコンセプトも造っている場所もなんと75年前から何も変わっていない

この「プラス・フォー75」は、エクステリア・カラーについてはパール/マット/デュオ・トーンを、インテリアはエクステンデッド・レザーを除く、それ以外の内外装のさまざまな仕様を無償でチョイスできる。

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イージーアップ・フードや、ボディとフェンダーとの接触部を縁取るパイピングのウインド・ビーディングのカラー、カーペットも自由に選ぶことができる。



また、リア・エンドには75周年記念の専用エンブレムが備わる。



「プラス・フォー75」が搭載するエンジンはBMW製の2リットル直列4気筒ターボで、最高出力は258ps。6段MTと8段ATが設定され、最大トルクはMT車が350Nm、AT車が400Nm。0-100km/h加速はそれぞれ5.2秒または4.8秒で、最高速度はいずれも240km/hに達する。今回の限定モデルは、MT車とAT車、いずれも選択可能だ。

価格はMT車/AT車とも1755万6000円。

プラス・フォーの元祖は1950年、9月29日付の英『オートカー』誌上で初公開され、10月27日にロンドンのアールズ・コートで開催されたモーターショーでデビュー。伝統のコーチビルドと、当時としては近代的なエンジニアリング、そして軽量さが生む魅力的な走りを融合して人気を博し、1969年まで生産された。



その後、1985〜2000年にはシリーズ2、2005〜2020年にはシリーズ3を生産。そして2020年には、アルミ接着構造とアッシュ材のウッド・フレームを組み合わせたCXジェネレーション・プラットフォームをベースとした現行モデルが誕生し、車名表記をプラス4(PLUS 4)からプラス・フォー(PLUS FOUR)へ改めている。





1962年にはル・マン24時間で、ワークス・チームがクラス優勝を手にするなど、かつてプラス4はモータースポーツでも成功を収めた。



現行のプラス・フォーは、そうした血統を感じさせるスポーティな走りを、電子姿勢制御デバイスを装備することで安心して楽しめるだけでなく、ゼンハイザー製オーディオなどの快適装備も充実している。

モーガンの現在地を体現する75周年記念車のデリバリーは2026年夏以降だが、受注は先着順で、限定台数に達し次第終了される。購入をご検討なら、決断はお早めに。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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