2025.11.02

CARS

4ドアのNSX! ミドシップ・スポーツのようなデザインが超カッコイイ、ホンダの肝いりのEVサルーンがジャパン・モビリティ・ショー2025に登場

日本には2027年から導入予定の「0シリーズ」。

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ホンダはジャパン・モビリティ・ショー2025(JMS2025)で「ホンダ0 α」を世界初公開するとともに、2025年のCESで発表した「ホンダ0サルーン」と「ホンダ0 SUV」を日本で初めて披露した。

第3弾を世界初公開

「0」シリーズは、ホンダが2024年までに販売するクルマのすべてをEVもしくはFCEV(燃料電池自動車)にするという電動化戦略の礎となるモデル。すでに「サルーン」と「SUV」については、アメリカ・ラスベガスで開催される家電ショーから発展して現在は先進技術の見本市への進化しているCES2025で発表済みだったが、JMS2025では、0シリーズのエントリーモデルとなる「α」を第3弾としてひな壇の中央に並べた。

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リア・ウインドウにテールライト

スタイリングは「SUV」の流れを汲んだSUVスタイルで、ヘッドライトなどの灯火類とひとまとめになったブラックのフロント・グリルや後半部分がキックアップしたガラスエリアを持つサイドビュー、リア・ウインドウを持たずに代わりにテールライトが配したリアまわりなど、ディテールの特徴も「SUV」譲りだ。

ボディ・サイズをはじめ、詳細については明らかになっていないが、見た目から判断するとヴェゼルよりもちょっと大きいのように感じられた。


4ドアのスーパースポーツ

今回のJMS2025におけるホンダの推しはもちろん「α」なのだが、やはり衝撃的だったのは「サルーン」だ。そう感じさせる最大の要因はもちろん、そのスタイリングである。

サルーンを名乗るものの、そのデザインは4ドアのスーパースポーツ! ホンダで言うなら4ドアのNSXと言ってもいいかもしれない。セダンはもとより4ドア・クーペを上回る前衛的で、ひと言でいうなら超カッコイイ。



とくに大きくスラントしたフロントまわりはイタリアのスーパースポーツメーカーが手掛けたミドシップモデルのようだ。スーパースポーツを彷彿させるスライド式で格納タイプのヘッドライトもイケてる。「このデザインだけでも十分買い」と思わせる仕上がりになっている。

0シリーズは、まずは「SUV」が2026年前半、「サルーン」が2026年中に北米市場に販売を開始する予定。日本市場には「α」を含め2027年から導入する予定になっている。



文=新井一樹(ENGINE編集部)、写真=望月浩彦/ホンダ

◆ジャパン・モビリティ・ショー2025の最新情報はこちら!

(ENGINE Webオリジナル)

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