2025.12.14

CARS

“屋根の開くゲレンデ”が復活へ!「メルセデス・ベンツGクラス」のオープン・トップ仕様はただいま開発中

5ドアのままオープン化されるメルセデス・ベンツGクラス!

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メルセデス・ベンツが、Gクラスの新たなバリエーションとして、オープン・トップの開発を進めている。

10年以上の時を経て復活なるか?


市販化されれば、2014年の「カブリオレ・ファイナル・エディション200」以来の設定となる。



公開された画像は、カモフラージュを施したテスト・カーのリア・ビューのみで、添えられた説明文も、具体的な情報はオーストリアで初走行を終え、その後にスウェーデンで雪上テストを行う予定だという程度。



車両の詳細や発売時期などは、今後の続報を待たねばならないが、写真からも見てとれることがないわけではない。



まず、ベースが5ドアであること。



初代W460や従来型と呼ばれた旧W463にもオープン・トップは存在し、カブリオレと呼ばれたが、いずれもショート・ホイールベースの3ドアだった。



2017年にメルセデス・マイバッハ名義で99台が販売された「G650ランドレー」は、5ドアのリア・ドア以後がソフトトップとなるものの、これは限定生産された例外だ。

ソフト・トップは、前席の頭上まで開く模様。ドアの背後には、後端を斜に切ったピラーがあり、おそらく左右のそれを繋ぐ形でロールバーが設置されるだろう。

ただし、かなり細身で、旧W 463に見られたクォーター・ウインドウは設置されないようだ。いっぽう、ハードトップのようにスクエアなフォルムのソフトトップは、サイドとリアにウインドウがあることを示唆する偽装が見られる。

また、バックドアのハンドルも存在。旧W463は、スペア・タイヤをスイング式ステーに取り付け、ボディ後部は下ヒンジで開閉するが、今回のW465はスペア・タイヤが直付けされているように見えることから、横ヒンジ式だと推測される。



現行のW465は5ドアのみなので、ドアの数がそのままなのは当然ともいえる仕様だが、3ドア化されたスポーティな姿も見てみたかったところだ。とはいえ、久方ぶりのオープン・トップのGクラス、続報が期待される。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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