2026.02.14

CARS

「アルファ・ロメオ1900Mマッタ」を知っていますか? そこから「ジュリア・クアドリフォリオ」まで続く75年という“カラビニエリ”とアルファの歴史

“カラビニエリ”と「アルファ・ロメオ」の関係はなんと1951年から!

全ての画像を見る
アルファ・ロメオが、イタリア国家憲兵隊であるカラビニエリとの協力関係をスタートして、2026年で75周年を迎えた。これを祝した活動などが行われる見込みだが、その皮切りが“アルマ1814スキー・チャレンジ”だ。

黒と赤の制服の横には常にアルファ・ロメオ


これは、カラビニエリが隊員の鍛錬や士気高揚を目的に、毎年行うスキーの競技会で、今回で40回を数える。軍を意味するアルマはカラビニエリの通称で、1814は創設年を指すものだ。



もともと騎兵隊を意味するこの軍警察は、警察と軍の性格を兼ね備え、一般的な警察業務のほか美術品保護や要人警護、対テロ活動やPKOにも従事する。



アルファ・ロメオは1951年のオフロード車「1900Mマッタ」以来、車両供給を続けており、1963〜68年には「ジュリア」が“ガッゼッラ”と呼ばれる無線装備の緊急車両として使用された。





以降「アルフェッタ」や「90」、「75」、「155」、「156」、「159」と続き、最近では「ジュリエッタ」や現行「トナーレ」も使用。







伊ミラノ・アレーゼのアルファ・ロメオ・ミュージアムには、2020年のブランド創立110周年を機に“アルファ・ロメオinユニフォーム”と銘打ったエリアが開設され、歴代車両の多くが展示されている。



今回“アルマ1814スキー・チャレンジ”にはカラビニエリ向けのカラーリングが施された「ジュリア・クアドリフォリオ」が登場した。国家憲兵隊の要求に応える、ハイパフォーマンスと信頼性や安全性を兼ね備えたセダンだ。さらに、移植用臓器や輸血用血液の緊急輸送任務に対応した特別装備が追加されている。

イタリアで開催中の冬季オリンピックでも、カラビニエリは警護や物流サポートに携わる。



雪山トレーニングを積んだ隊員たちと、専用塗装に身を包んだアルファ・ロメオの姿を探しながら、テレビ観戦するのもおもしろそうだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

advertisement



RELATED

advertisement