モータージャーナリストの山田弘樹さんが愛のエール! 46名のジャーナリストと編集部員、そしてEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員が加わって、2025年の今だからこそ買いたいと考える20台にポイントをつけて投票し、新車で買える注目の100台を選んだ。総合第17位はクルマ好きが愛してやまないこのクルマだ!
>>>総合18位はこちら<<<
第17位! アルファロメオ・ジュリア 130pt
伝説の名とともに、後輪駆動のセダンへと回帰したジュリア。その登場は2015年のフランクフルトショーだから、10年近くも前の話だ。

しかし未だにその魅力は薄れておらず、今回も多くの方々がジュリアを評価した。
吉田拓生さんの「こんなに美しいプロポーションを持ち、かつ走りが痛快なFRセダンは他にない」という言葉は、その代表だ。塩澤則浩さんの「クアドリフォリオは手が出ないが、ヴェローチェなら頑張ればなんとかなるかも(717万円もするけど)」という評価にも、庶民派の筆者は心を打たれた。

EPC会員TOMYさんが「ジュリアに追い越された後ろ姿を見て、恋してしまいました」と語るように、アルファは“恋するクルマ”なのだ。
そんなジュリアが宿敵BMW 3シリーズに打ち勝つことはおろか、前輪駆動時代のセダン「155」や「156」のような爆発的な人気を得られなかった理由は、残念ながら時代に乗り遅れたからだろう。

環境性能への対応から名機「ツインスパーク」と「ブッソV6」を手放さざるを得ず、コアなファンにはそっぽを向かれた。感度の高い輸入車好きたちはオワコンのセダンよりも、もっと押しの強いSUVを選んだ。
それでも私たち真のクルマ好きは、知っている。電動化の未来が来る前に、ジュリアに乗っておくべきだと。「あまりに楽しくて、いつまでも走り続けていたくなる」という村上総編集長の言葉で、最後を締め括ろう。
文=山田弘樹
■アルファロメオ・ジュリア
全長×全幅×全高=4655×1865×1435mm。ホイールベース=2820mm。車両重量=1630kg。2リッター直4は最高出力280ps、最大トルク400Nmを発生する。車両価格=717万円~。
■アルファロメオ・ジュリアには12人が投票!
130pt/嶋田20pt+村山18pt+吉田(拓)14pt+山田14pt+武田14pt+村上10pt+竹岡9pt+塩澤7pt+佐藤7pt+島崎5pt+森口4pt+齊藤(優)2pt+EPC6pt
■ジュリアに投票した上位5名のジャーナリストの「マイホット20」はこちらでチェック!
「今最も欲しい実用車は4位のこれ! では1位は?」嶋田智之「自分史上、不動の1位はこのスポーツカー!」村山雄哉「ミニバン、ドブロが驚きの3位 2位はアルピナ、そして1位は?」吉田拓生「3位はゴルフ、2位はフィアット600ときて、1位は?」山田弘樹「ギリギリ新車で買える騒々しくてステキな乗り物」武田公実(ENGINE2025年9・10月号)