2026.03.01

CARS

「RAV4」とほぼ同価格帯ならどっちを選ぶ? トヨタがユーザーのニーズに耳を傾けて誕生した「bZ4Xツーリング」が発売【573万円〜】

使い勝手を向上させた新型車「bZ4Xツーリング」

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トヨタは、2026年2月25日に“走り”と“広さ”にこだわったバッテリーEV(BEV)の新型車「bZ4X Touring(ツーリング)」を発売した。このモデルは、「bZ4X」から全長を140mm延長し、ユーティリティを向上させていることが特徴だ。

電気自動車をより身近な存在にするために

「bZ4Xツーリング」は、「bZ4X」の特徴である走る楽しさとゆとりある航続距離による日常で使う上での便利さを継承しつつ、アウトドアなど、さまざまなシーンで便利な広い荷室空間を備えた、新たなモデルとして誕生した。



車両開発にあたり、BEVをより身近な選択肢にするために改めてユーザーの声に耳を傾けたところ、アウトドアなど家族との余暇を楽しむために、より高いユーティリティを求めるニーズが世界中に多いということがわかった。

そこで「bZ4Xツーリング」では、「bZ4X」から車体を延長して、約1.4倍もの荷室容量を確保している。



「bZ4Xツーリング」のボディ・サイズは、全長4830mm、全幅1860mm、全高1675mm。「bZ4X」と比べると、全長が140mm延び、全幅は変わらず、全高が10mm高くなっている。

グレードは“Z”のみで、FWDと4WDが用意されている。フロントモーターは、最高出力167kW(227PS)、最大トルク268Nm(27.3kgm)。リアモーターは最高出力167kW(227PS)、最大トルク268Nm(27.3kgm)となっている。バッテリー容量は、FWDと4WDのどちらも74.69kWhだ。



また、4WDには、各タイヤの状況に応じて前後の駆動力を最適に配分する新たな4輪制御を採用し、ステアリング操作量に加え、前後・左右の車輪速度を常時監視することで、路面外乱による車両姿勢の乱れを抑制。雪道やオフロードでも安定した旋回走行を可能としている。

4WDのドライブ・モード・セレクトには、悪路からのスムーズな脱出をサポートするX-MODEを設定。走行シーンに応じて3つのモードを選択でき、駆動力とブレーキの協調制御を最適化することで悪路での走行安定性・操縦性を確保している。



また、流麗なボディ・ラインを維持しながら、113mmのゆとりある後席ヘッド・クリアランスや1000mmもの前後カップル・ディスタンスにより、広く快適な室内空間を実現。荷室容量は、定員乗車時で619リットル、リア・シート格納時は1240リットルだ。



その他にも、アウトドア・テイストを随所に効かせた装備を採用し、気分を盛り上げ、家族や仲間との長距離ツーリングを楽しめるモデルとなっている。

具体的には、ブラックのアルミ・ホイール(エアロ・ホイール・カバー付き)やブリッジ型のルーフ・レール、車両前後のスキッド・プレートがアクティブ・ギアとしてのラギッド感を高めている。



リア・スタイルは、バックドアの中央から両サイドへと横一文字に伸びる黒基調で力強く特徴的なLEDリア・コンビネーション・ランプ(テール・ストップ・バックアップ・ターン)を採用。テール・ランプとストップ・ランプの一筋の輝きが「bZ4Xツーリング」の存在感を一段と強調している。

インテリアは、高さを抑えた水平基調のインストルメント・パネルとし、スリムなパネル上部とミドル・パッドの間に左右へ広がる薄型レジスターを配置。開放感を演出するとともに、見晴らしの良い視界を確保している。

冷間時でも充電性能は優秀!

「bZ4Xツーリング」の一充電あたりの航続距離は、“Z”グレードのFWDが734km、4WDが690kmだ。

充電性能は、外気温が-10℃の環境下で150kWの急速充電器を使用した場合、約10%から80%まで充電するためのおおよその時間は最短で約28分となっている。



「bZ4Xツーリング」の価格は、価格はFWDが575万円、4WDが640万円だ。

日本国内では、電気自動車に対してさまざまな意見があるが、ユーザーの声が反映されたモデルが追加されたという点は、評価すべきといえるだろう。ただ、ほぼ同じ価格で4WDモデルの「RAV4 PHEV」(600万円〜630万円)が購入できる。

こうした選択肢の多さこそが、いまのトヨタのなによりの強みかも知れない。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)
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