2026.03.11

CARS

「ポルシェ911カップ」の生産台数は120台を突破!【約5000万円!】ワンメイク・レース用マシンがカタルーニャでシェイクダウンへ

これが次世代「ポルシェ911 GT3」の雛形になるのか?

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ポルシェの新型カップ・カーである「911カップ」が、スペインのシルクイート・デ・バルセロナ-カタルーニャ、いわゆるカタロニア・サーキットでデビューを飾った。2026年シーズンにデビューする992後期型、いわゆる992.2仕様のカップ・カーだ。

次世代型「911 GT3」へ技術が受け継がれるのは間違いない?


カタルーニャに集まった46台のマシンは、すべてデリバリー時のメタリック・シルバーに身を包んでいた。



「911カップ」は今季、ポルシェ・モービル1スーパー・カップやドイツ/アジア/北米のカレラ・カップに投入されることとなっており、参戦チームに供給された台数は、すでに120台ほどを数えている。



2026年3月2日、このスペインの国際格式サーキットで行われたテストは、のべ2300ラップを超えた。ファステスト・ラップは、昨季のスーパー・カップのポール・ポジションを獲得したタイムを大きく凌ぐものになったという。



2022年登場の「911 GT3カップ」との違いは、10psアップの520psを発生する4リットル自然吸気6気筒。だが、それ以上の注目要素もある、と振り返るのは、ポルシェ・ジュニアのフリント・シューリングだ。



「最適化された空力も、新型車をずっとファン・トゥ・ドライブなものにしています」。992.2世代の「911 GT3」を基本にした外装は、3分割のフロント・スポイラー・リップやフェンダー・ルーバー、アンダー・ボディ、スワンネック・タイプのウイングなどがより大きなダウンフォースを発生する。いっぽうで、まだ慣れが必要だというのが、レース用のボッシュM5を標準装備したABSだ。



ボディ・ワークの大半には、ほかのパーツを製造する際の切れ端をリサイクルしたカーボン繊維や、バイオ由来のエポキシ・レジンを使用。サステナビリティやコスト低減にも配慮している。価格は、本体のみで26万9000ユーロ(約4910万円)とアナウンスされている。



あくまでも「911カップ」はレース専用車両だが、ここで磨かれた技術が市販車へ反映されることは予想に難くない。



次世代の「911 GT3」あたりは、「911カップ」直系のメカニズムを採用する可能性も高いので、ポルシェ好きなら注目したいところだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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