2026.04.01

CARS

日産ムラーノと一緒に是非、逆輸入して欲しい インフィニティQX65 アメリカで2026年夏発売のSUVクーペ

日産の上位ブランドであるインフィニティが、DセグメントSUVの「OX65」をアメリカで発表した。2025年夏に公開されたコンセプト・モデルである「QX65モノグラフ」の市販版だ。

ファストバック・スタイル

QX65は、インフィニティのデザイン言語であるアーティストリー・イン・モーションを進化させた、デザインコンシャスなSUVで、このジャンルのパイオニアだった「インフィニティFX」に着想を得たという。それを顕著に感じるのが、ルーフラインが弧を描くファストバック的なクーペライクなボディ形状。ボディサイズは、全長×全幅×全高=5052×2184(ミラー込み)×1770mm、ホイールベースは2900mmだ。


洗練&スポーティ

サイドウインドウをリアへ向けて絞り込むとともにルーフラインをフロントウインドウからリア・スポイラーへとシームレスに連続させたキャビンや、ウインドウ上部のライン、ボディサイドの造形などを用いることで洗練されたスポーティなイメージを演出。また、フェンダーの形状や四隅近くに配置したタイヤの採用により安定感と高いパフォーマンスを視覚的に訴えるデザインに仕立てている。

フロントまわりは、日本の竹林をモチーフにした立体的なグリルと、デジタルピアノ調のイルミネーションを採用。全幅いっぱいに広がるLEDテールライトは、飛行機の垂直尾翼をイメージした縦基調のエレメントとフロントのシグネチャーライトと同じ破線状のセンターイルミネーションを組み合わせる。新設定色のサンファイアレッドは菌を配合したガラスフレークを含む3層塗装だ。


クリプシュのオーディオ

キャビンは2列シートで、インテリアはインフィニティが掲げる思想のエレベーテッド・ホスピタリティに基づき、緻密に仕上げた素材や作り込み、直感的に使えるテクノロジーなどを導入。メーター用とインフォテインメント用の2つの12.3インチディスプレイを設置する。標準装備のGoogle搭載インフォテインメント・システムはナビゲーションやアプリ、音声操作などの使い勝手を高めている。スマートフォンとのミラーリングはワイヤレスで使用できる。

オーディオはアメリカのブランドであるクリプシュを設定。上位機種には各席に最適なサウンドを提供するシステムが備わる。最大64色を選択可能なアンビエント・ライトは、日本の四季にヒントを得たテーマなどを用意し、シーンや気分に合わせた雰囲気を演出。荷室容量は1014〜1917ℓと広大で、可動式後席と合わせて柔軟にアレンジできるため、さまざまなニーズを満たすことが可能だ。


可変圧縮比エンジンを搭載

エンジンは、可変圧縮比技術を備える2.0リッター直4ターボを横置きし、272ps/388Nmを発生。9段ATを介して4輪を駆動する。グレードは3タイプで、ホイールはリュクスとスポーツが20インチ、最上位のオートグラフが21インチだ。運転支援装置(ADAS)はハンズオフ走行が可能なプロパイロット・アシスト2.1をオプションで用意した。

インフィニティQ65は2026年初夏にアメリカ市場で発売され、価格は5万3990〜6万2590ドル(約865万〜1003万円)。日本の道路状況を考えるとやや大柄で、導入へのハードルは高いが、デザインや技術などは興味深い。日産の海外専売車種には魅力的なものが多いと思わせるモデルが、またひとつ増えたことは間違いない。



文=関 耕一郎 写真=日産 編集=新井一樹

(ENGINE Webオリジナル)
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