2026.05.04

CARS

【653万円〜】初のフェイスリフトを果たしたアルファ・ロメオ・トナーレに試乗|わずか“4mm”の違いで走りの懐が深まった!

フェイスリフトが行われたアルファ・ロメオ・トナーレに試乗した。

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アルファ・ロメオのミドルクラスSUV、トナーレがリニューアル。伝統と革新を両立させたデザインやユーティリティにも注目だが、改良の大目玉は「4mm」の違いが生み出した走りにあった。ENGINE編集部のムラヤマがリポートする。

フェイスリフトでより精悍な顔つきに

2023年に登場したアルファ・ロメオのミドルクラスSUV、トナーレが初のフェイスリフトを伴う大幅アップデートを果たした。都内で製品担当者からのプレゼンテーションを受けたものの「とにかく実際に走ってきてください!」とのこと。

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久々に対面したトナーレは、ずいぶん凛々しくなっていた。外観の主な変更点はフロント。アルファ・ロメオの顔である盾形グリルは横方向に桟が入る立体的な造形になり、その左右にはアゾレ(イタリア語でボタンホールの意)と呼ばれる小さなエアダクトが備わった。



前者は現代アルファ・ロメオのイメージ・リーダー「33ストラダーレ」、後者はかつてのレーシング・カー「P3」や、156GTAにも通じるデザインで、時代が変わっても揺らがないアルファ・ロメオの伝統が感じられる。

盾形グリルとバンパー下部左右に広がるエアインテークを組み合わせたトライローブ(三つ葉)形状は力強いワイド&ローなイメージを生み出していて、理屈抜きにカッコいい。



パワートレインはPHEVが廃止され、シャシーと同様、旧FCA系の系譜を辿る1.5リッター直4+48Vマイルド・ハイブリッドのFFに一本化された。公式にはハード面での変更はないというが、パワーユニットやDCTなどの制御が見直された。

近頃、弟分のSUV「ジュニア」に触れる機会が多かった私は、運転席に乗り込み「そうそう、これがアルファ・ロメオだ!」と独りごちた。

旗艦モデルのジュリアや兄貴分のステルヴィオと同様に、目の前にはステアリング・コラムに固定された大きなアルミ製シフト・パドルが、インパネにはダイヤル式のDNA(走行モード切り替え)スイッチが、トナーレには変わらず備わっていたからだ(ジュニアには無い)。このコクピットを見渡すだけで「今からアルファを運転するんだ!」と気分が掻き立てられるのだから不思議だ。



ステアリング・スイッチやインフォテインメント・ディスプレイは配置やメニュー構造が改められ、使い勝手が格段に向上した。一方、25年モデルからロータリー式になったシフト・セレクターは操作に改善の余地もあり、賛否が分かれると思った。

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