メルセデス・ベンツ日本は「Eクラス」のセダンおよびステーションワゴンに “ナイト・エディション”を追加し、2026年4月24日より発売した。
“ナイト・パッケージ”+20インチのAMGホイール
これは各部をブラックで引き締めた精悍なルックスとAMGラインの装備を武器に、コスト・パフォーマンスの高さをアピールする新たなグレードだ。

ガソリンのマイルド・ハイブリッド“E200スポーツ”、ディーゼルのマイルド・ハイブリッド“E220dスポーツ”、そしてプラグイン・ハイブリッドの“E350eスポーツ”という3つのパワートレインを用意している。


今回の“ナイト・エディション”は2つの装備の組み合わせとなっている。ひとつは“ナイト・パッケージ”の標準化で、従来オプション設定だったドア・ミラー、フロント・リップスポイラー、サイド・スカート、リア・バンパーなど各部をブラック化もしくは黒の差し色を追加。さらにステーションワゴンではルーフ・レールも黒としている。

もうひとつが“E200”と“E220d”において“AMライン・パッケージ”の内容を標準装備化したことだ。ホイールが従来の18インチから20インチのAMGアルミへと変更。インテリアでもナッパ・レザーのスポーツ・ステアリングとラバー・スタッドの付いたスポーツ・ペダルが標準となり、シート表皮には人工皮革でブラックのレザー・アルティコを採用する。

パワートレインは従来通りで“E200”は2リットル直列4気筒ターボを搭載。最高出力と最大トルクは204psと320Nmだが、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)により最大17kWと205Nmを上乗せする。“E220d”は2リットルの直列4気筒ディーゼル・ターボで、同様に197psと440Nmに加えISGが低速域からアシスト。“E350e”は“E200”に最高出力95kWの電気モーターを組み合わせたプラグイン・ハイブリッドで、“E220d”と同じ最大トルク440Nmを発進直後から引き出せる。
新設のオプション設定も見どころだ。“E200”と“E220d”のセダンのみなのが残念だが、電子制御式エア・サスペンションと後輪操舵をセットにした“ドライバーズ・パッケージ”が新たな有償オプションとして追加された。いっぽうステーションワゴンにはエア・サスは単独オプションとして用意される。また“アドバンスド・パッケージ”には前後4席独立の空調やパノラミック・スライディング・ルーフなどが追加されている。

現行「Eクラス」は2024年1月の日本導入時、“E200”と“E220d”には“スポーツ”の設定がなく“アバンギャルド”のみで、“E200”のセダンの価格は894万円からスタートしていた。今回の“ナイト・エディション”は“ナイト・パッケージ”と“AMライン・パッケージ”をまるごと含みながら同セダンで958万円という設定。つまり装備内容はプラス64万円とも考えられる。ここをどう判断するかが購入時のポイントだろう。

価格は“E200スポーツ・ナイト・エディション(ISG)”セダンが958万円、ステーションワゴンが992万円。“E220dスポーツ・ナイト・エディション(ISG)”のセダンが995万円、ステーションワゴンが1033万円。“E350eスポーツ・ナイト・エディション”セダンが1028万円。すべてハンドル位置は右となる。
文=上田純一郎 写真=メルセデス・ベンツ
(ENGINE Webオリジナル)