2026.05.08

CARS

ベトナムで1位の自動車メーカーはどこ? ちなみに2年連続過去最高を記録した三菱は第5位

南米メキシコで5年連続過去最高の年間販売台数を記録した三菱自動車。実は、東南アジアでも快走を見せていたのである。

三菱の2025年は4万8096台


メキシコのように5年連続とまではいかないものの、2年連続で年間販売台数過去最高値を記録したのはベトナム。しかも、メーカー別でのランキングでもベスト5入りしている。2025年の販売台数は4万8096台。前年比で11.7%増加している。市場シェアは1.6ポイント増の14.9%。ただし、この数字はベトナム自工会(VAMA)加盟企業に限っての数字のようだ。

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三菱エクスフォース

新鋭のビンファストがトップ


実は、ベトナム市場にはVAMA非加盟企業も存在し、それを含めると年販60万台規模に達する。そして、非加盟企業の筆頭である2017年に設立された現地財閥系のビンファストが、昨年の販売台数は約17.5万台と、加盟企業トップのトヨタを10万台以上引き離している。なお、ビンファストは2022年にEV専業へ転身している。

といった特有の事情もあるのだが、VAMA非加盟企業を加えた実質的な統計で見ても、三菱は2025年単年の販売台数ランキングで5位に食い込んでいる。日本メーカーではトヨタに次ぐ2番手だ。

ビンファストVF7

三菱の最量販車種はエクスパンダー


車種別に見ると、もっとも売れているのは小型MPVの「エクスパンダー」シリーズで1万9731台。MPVセグメントでは7年連続、ICE(内燃機関)車全体でも4年連続の年間1位に輝いている。続くのはコンパクトSUVの「エクスフォース」で1万6582台だ。

2025年12月に投入した中型SUVの「デスティネーター」も好調で、2026年3月までに5371台を販売し、3月単月ではICEのCセグメントSUVトップとなった。SUVの走行性能と、MPVの居住性を兼ね備えたクルマとして、高評価を受けているという。

三菱はベトナム市場で30年以上の実績を重ね、ディーラー網を確立するとともに、ASEAN向けの戦略車を積極的に投入してきた。好調な販売はそれに対するユーザーの信頼を証明するものだと、岸浦恵介社長はコメントしている。

先日発表されたメキシコ市場の販売台数でも過去最高を更新したが、その最量販車種はトライトン。日本ではデリカD:5が発売から19年目でいまだ最高のセールスを記録している。ユーザーが三菱に何を期待しているのか、こうした結果が物語っているといえるだろう。

三菱エクスパンダー

文=関耕一郎 写真=三菱自動車、日産自動車 編集=新井一樹

(ENGINE WEBオリジナル)
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