2026.05.04

CARS

サラブレッドの走りに磨きをかける!「フェラーリ・プロサングエ」の“ハンドリング・スペチアーレ”はココが違う

「フェラーリ・プロサングエ」の“ハンドリング・スペチアーレ”はどこが違うのか!?

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フェラーリ・プロサングエに、新規仕様の“ハンドリング・スペチアーレ”が設定された。

目印は黒い跳ね馬とエグゾースト・エンド!


運動性の制御システムは、最新世代にアップデート。大きな違いはアクティブ・サスペンションの設定で、ボディの挙動を10%低減。ドライバーの入力に対する反応はよりダイレクトになり、連続コーナーでのコントロール性や、進路変更の素早さを高め、よりコンパクトな車体を扱うようなフィールをもたらす。



変速の仕方も修正され、反応のクイックさと明確なシフト・チェンジを行うようになった。その傾向は、レースやESCオフといったモードを選ぶと際立つ。効果は加速時に顕著で、これまで以上に鋭く速度を上げていく感覚が味わえるという。



マニュアル・モードでは、5500rpm以上でよりイキのいい変速ができるようになり、ドライビングへの熱中度を高める。室内に届くサウンドも見直され、始動時や加速時にはよりエンジン音をいっそう高めることで、自然吸気V12のキャラクターを強調する。



外観は、専用デザインにダイヤモンド・カットを施した前22インチ/後23インチのホイールをはじめ、この仕様だけの要素が盛り込まれる。フェンダーのエンブレムはカーボン仕立てで、テール・パイプはマット・ブラック仕上げ。



リアには、ブラックの跳ね馬と、サテン仕上げのロゴを据えた。



インテリアは、サイドシルのプレートに“ハンドリング・スペチアーレ”のロゴが刻まれる。



また、独立2座のリア・シートに挟まれたパネルには、控えめな専用バッジを設置。



4座フェラーリの実用性や高級感を損なうことなく、さりげなく走りを高めたモデルであることを主張する。



かつて、2+2オープンの「カリフォルニア」に設定された“ハンドリング・スペチアーレ”は、カジュアルなエントリー・モデルを硬派なFRスポーツに変えるオプションとして好評を得た。さらに以前は同じく“ハンドリング”と名の付くオプションとして「F355」などには“フィオラノ・ハンドリング・パッケージ(FHP)も用意されていた。



マラネロがSUV的なクルマを作るとは、と食わず嫌いで「プロサングエ」を敬遠していた純粋主義車も、この追加仕様には瞠目することになるかもしれない。

文=関 耕一郎 写真=フェラーリ 編集=上田純一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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