トヨタがランドクルーザーFJの発売と同じタイミングで、新しい電動パーソナルモビリティである「ランドホッパー」を2027年春以降に発売する予定であることを発表した。
2023年のジャパンモビリティショーで初登場
ランドホッパーのプロトタイプは2023年のジャパンモビリティショー(JMS)に登場。ランクルFJのベースとなる世界戦略車の雛型、IMV 0と同時にお披露目された。2年後に行われたランクルFJのワールドプレミアの際に発売未定ながら開発中というアナウンスが行われたのち、FJが一般公開されたJMS2025に展示された。
街乗りからオフロードまで
まさに、ランクルFJとともに歩んできたランドホッパーはシティサイクルとしてはもちろんのこと、ランドクルーザーでたどり着いたさらにその先のオフロードや、旅先でのツーリングも楽しめるというのが狙いだ。
前2輪、後1輪の3つの車輪を持つ電動特定小型原動機付自転車。車体の寸法は、ホイールベースが985mmで、全長は1370mm。全幅は590mm、全高は990mmとされている。
クルーズコントロール機能付き
リーン機構を備えた前輪は約10cmの段差に片輪が乗り上げても2輪とも路面から離れず、安定感と機敏な動き、さらに高い悪路走破性を実現する。リアにもコイル式サスペンションを装備して衝撃を吸収する。
バッテリーはフロントフレーム内に格納。脱着できるが、搭載状態でも100Vソケットからアダプターを介して充電できる。低速と高速の走行モードを設定し、それぞれ上限速度は6km/hと20km/h。高速モードではクルーズコントロール機能が備わる。
折り畳んでランクルに収納
フレームは折り畳み式。操作はリアサスペンション付近のレバーを上へ引き、ハンドルポストを倒し、サドルポストを抜けば、コンパクトに折り畳むことができる。折り畳んだ状態での寸法は、前後680mm、幅450mm。サドル抜きの高さは800mmだ。
16歳以上であれば運転免許を持たなくても乗ることができる特定小型原付に分類されるランドホッパーは、ランクルのテストコースも走らせて開発されたとのこと。個人的には、広い河原を釣り歩く機会が多いので、移動手段として手に入れたいところだ。

文=関 耕一郎 写真=トヨタ 編集=新井一樹
(ENGINE WEBオリジナル)