2026.08.23

CARS

「マクラーレンMcL 6GT」発表! MTの復活は1992年の「F1」以来だ!!【予想価格は4億円〜!?】

マクラーレンのロード・カーの原点が復活する!

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英マクラーレンは、2026年の米モントレー・カー・ウィークで新型コンセプト「McL 6GT」を発表した。創業者ブルース・マクラーレンが1969年に温めながら、志半ばで終わったロード・カー構想「M6GT」を、現代の技術で蘇らせた1台だ。

創始者が果たせなかった夢を、21世紀の技術で復活へ


「McL 6GT」最大の話題は、後輪へ駆動力を伝える車体中央のV8エンジンに、正真正銘のマニュアル・トランスミッションを組み合わせたこと。マクラーレンとしては、1992年登場の「マクラーレンF1」以来となるMTの復活だ。



軽量なフルカーボンファイバー製モノコック&ボディワークとあわせ、デザインの純粋さとドライバーとのつながりを追求したという。



このコンセプトは2028年に予定される市販化への布石でもあり、既存のラインナップのさらに先を行く、新たなカテゴリーのマクラーレン誕生を予告するものだと位置づけられている。



マクラーレン・オートモーティブCEOのニック・コリンズ氏は、「McL 6GTは、私たちの原点であり続けるブルース・マクラーレンが完成させたかった夢を、60年分の技術と情熱を織り込んで思い描いたもの。私たちが実現しようとしている、大胆で挑発的、そして刺激的な未来を象徴する1台である」とコメント。



「McL 6GT」が追求するのは、いまや希少になったアナログで機械的なドライバーとのコミュニケーションだ。



シフト操作やアクセレレーター、ステアリングの一挙手一投足が物理的な手応えを持つよう設計され、油圧式のパワー・ステアリング、触感に優れたスイッチ類などによってドライビングへの没入感を増している。



アルミ削り出しのコントロール類にも「M6GT」ゆかりのディテールが息づいている。



マクラーレンは今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)の手によりブルース本人の構想に忠実な「M6GT」オリジナルのワンオフ・レプリカをすでに披露済みだ。「McL 6GT」は、いわばこれと対を成すもの。新旧のロード・カーを結びつけるべく、新たな車名が与えられたというわけだ。



スタイリングは、1960年代のスポーツプロトタイプ・レーシング・カーの造形を21世紀の技術で再解釈。



「M6GT」のベースとなったCan-Amレーサー「M6A」譲りの、極端に低く幅広いプロポーションと低いノーズが特徴で、ボディはノーズからテールまで途切れのない伸びやかなラインで構築されている。



オリジナルの「M6GT」のテール・ランプに着想を得た“レーシング・ループ”も採用。



また、彼のサインがエンジン・ベイに刻まれるほか、給油口キャップには“スピーディー・キウイ”をさりげなく忍ばせている。インテリアでは、ボックス・キルティングを現代的に再解釈しつつ、オリジナルを受け継いでいるという。



価格や生産台数は現時点で明らかにされていないが、「McL 6GT」は既存の最上位モデルすら超える新カテゴリーと位置づけられている。



現行の頂点モデルである「W1」が200万ポンド(約3億9000万円)で399台すべて完売という実績を踏まえると「McL 6GT」市販版の予想価格は4億円前後、あるいはそれ以上になると見られる。市販化は2028年の予定だ。

文=上田純一郎 写真=マクラーレン

(ENGINE Webオリジナル)

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