2020.08.29

CARS

少年時代からいまだにに憧れ続けるスポーツカー 自動車ジャーナリストの日下部保雄さんを導いたフェラーリとは

当時夢中になって調べたスペックは鋼管スペース・フレームにアルミ・ボディ、SOHCの3リットル V12エンジンをミドシップに搭載し、最高出力は300 hp。ちょうどリッターあたり100hpで当時の大排気量レーシング・エンジンとしては夢のような数字だった。しかもギヤボックスは5段ノンシンクロ。ホイールベースは2387㎜と現在の常識では短いが、全高1115㎜。全長4191㎜、全幅僅かに1676㎜のコンパクトなクルマだったのだ。

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