2024.01.29

CARS

S2000に巨大ウイングを標準装備したタイプSは、どんなホンダ・スポーツだったのか? 絶品のシフト・フィール!【『エンジン』蔵出しシリーズ/ホンダ篇】

タイプSの最大の特徴は、これでもかと言わんばかりに存在を主張するエアロパーツ。フロントの低い位置に取り付けられたスポイラーはエラのように大きく張り出し、リアには中央が上に抉れた独特の形状を持つウイングが高くそびえ立つ。これらは見かけ倒しではなく、ダウンフォース獲得に貢献し、高速走行時の直進安定性向上に大いに役立っているという。これでノーマル比10しか増えていないのは、スペア・タイヤを廃止するなど軽量化に努めたおかげ。

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