2019.04.24

CARS

スペイン・アンダルシアでベントレーの新型コンチネンタルGTコンバーチブルに試乗

優雅なソフト・トップを備えた4座のオープン・グランドツアラー、コンチネンタルGTコンバーチブルを渡辺敏史がテストした。
まずは先行したクーペと同様に、635ps/91.8kgmを発揮する6ℓW12エンジン搭載モデルのみが登場。価格は2818万円〜。


自らが所有しステアリングを握るのが前提ということもあって、知る人ぞ知る、選ぶべき人が選ぶというハイエンド系クーペのカテゴリーにおいて、2003年に投入されたベントレーのコンチネンタルGTシリーズは確たる地位を市場で築いてきた。とりわけ、オープンのモデルは車格や性能も含め他とは一線を画する立ち位置にあるといえるだろう。3代目コンチネンタルGTコンバーチブルは同じVWグループのポルシェが開発を主導したMSBモジュールを土台に軽量高剛性化を果たし、前型とはまったく異なる足まわりの設計やドライブトレインの味付けをもって運動性能の指標を一気に高めている。5レイヤーの幌屋根は約19秒で開閉を完了、50㎞/h以内であれば走行中も操作が可能と機能的にも大きく進化し、表皮もツイード調を含め7種から選択が可能だ。電装系のアーキテクチャーをグループ内で共有するぶん、尚更に凝った仕立てが加えられた内外装は否応無しにステータスをくすぐるが、新世代のコンチネンタル・シリーズはともあれ走りの進化が著しい。それはコンバーチブルも然りで、屋根落としにまつわる剛性の見劣りはほぼ感じられず、駆動配分の刷新やブレーキ・ベクタリングの採用もあって、ハンドリングは12気筒車とは思えないほど軽快で大幅にスポーティネスが高まっていることが伝わってくる。身に余るほどの贅は走りの質感においても完璧に尽くされた。世界最強のオープンGT、その地位は不変だ。



文=渡辺 敏史

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