2019.07.28

CARS

スクーデリア・フェラーリ創立90周年特別展示を見た 跳ね馬の輝ける90年

マラネロのフェラーリ・ミュージアムでは今、スクーデリア・フェラーリの90周年を祝う特別展を開催中だ。

歴代のF1チャンピオン・マシンが一堂に

今年2019年、スクーデリア・フェラーリは90周年を迎える。
1929年11月16日、エンツォ・フェラーリがモデナにレース・サポート組織としてソシエテ・アノニマ・スクーデリア・フェラーリを創立して以来、常にレースの世界で輝かしい存在であり続けてきたスクーデリア・フェラーリ。


市販スポーツカーを作り始めたのはしばらく後のことだが、フェラーリの中心にあるのがレーシング部門であることは、90年後の今も変わらない。フェラーリはこれを記念して『スクーデリア・フェラーリの90年』と題した特別展を自社のフェラーリ・ミュージアムで開催中だ。





新時代のハイパー・スポーツカー、"SF90ストラダーレ"の発表会の前菜としてこれを見ることができた。


動体保存されたレーシングカーと数々の写真で綴られた90年の歴史。1932年、ル・マンで初めて"跳ね馬"のシンボルを使ったアルファ8C2300スパイダーに始まって、キラ星の如きレーシング・スポーツやF1マシンが館内に並ぶ。



メインホールに並ぶのは、歴代のF1チャンピオン・マシンだ。故人となったばかりのニキ・ラウダが駆って、1975年にタイトルを獲得した312Tもいる。


イタリアを訪れるならぜひお立ち寄りを。

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文=齋藤浩之(ENGINE編集部) 写真=Ferrari S.p.A.


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