本格的な電動化時代を見据えてVWが開発した電気自動車専用モデル。エンジンがないことを活かしたフロント・エンドの短いスタイリングは「これが次期ゴルフでいいのかも?」と思わせるほど魅力的な仕上がりを持つ。全長4261×全幅1809×全高1552㎜のボディ寸法は全高が70㎜ほど高い以外はほぼゴルフⅦと同じ。軸距は2765㎜でゴルフⅦより130㎜も長い。
この長さを活かし、室内はパサート並みとVWは自負する。シンプルな意匠の室内もなかなかの出来映え。プラットフォームはMEBと呼ばれる今回新たに開発したEV専用品。モーターは前後のどちらにも配置できるはずだが、ID.3は204ps/31.6kgmのモーターをリアに1つだけ積んだRRとなる。軸距間の床下に敷き詰められるリチウム・イオン電池は45kWh、58kWh、77 kWhの3種類で、最大航続距離はそれぞれ330㎞、420㎞、550㎞。価格と航続距離のどちらの要求にも応えるための設定だろう。
ドイツでの価格は3万ユーロ(邦貨で約360万円)以下~で、デリバリー開始は2020年半ば。日本でも販売されるが、その時期は2021年まで待たなくてはいけないようだ。




日本では導入が見送られたアップ!のEV版がID.3のデビューに呼応するカタチで進化を遂げた。一番の変更点はリチウム・イオン電池で、容量がこれまでの18.7から32.3kWhへの7割以上も大型化された。これにより最大航続距離は160から260㎞へと大幅に拡大している。価格が2万1975ユーロ(約264万円)~と従来型に対して引き下げられたのもポイント。クラスが異なるがID.3の3分の2で買えるのを魅力に感じる人もいるに違いない。従来よりも1psアップした83psのモーターはフロントに搭載され前輪を駆動。11.9秒という0-100㎞/h加速は日本仕様と同じ1.0ℓの75ps仕様よりも1秒以上速い。



文・写真=新井一樹(ENGINE編集部)
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