2020.04.13

CARS

ボルボXC90に加わったD5 Rデザインに乗る 理想的なオールラウンダー

XC90といえば、ボルボがプラットフォームを一新し、飛躍のきっかけになったモデルだが、登場から6年近くを経て改良が施された。注目はガソリンのT6に一時期設定されていたRデザインの限定での復活。ただし組み合わせられるパワーユニットは2ℓディーゼルのD5である。大型SUVというキャラクターを配慮してか、Rデザインお約束のスポーツ・サスペンションの設定はない。違うのは22インチのタイヤ&ホイールのみで、オプションのエア・サスペンションの制御も共通だ。


フラット・デザインのVOLVOエンブレムと、新しい前後バンパー&フロント・グリルが今回の改良の識別ポイント。Rデザインはドア・ガラス周りのモールが艶消し黒で、リア・ハッチにエンブレムが付く。

ホイールは22インチが標準。

カーボン素材のインストゥルメント・パネルやアルミ・ペダルはRデザインの専用品だ。価格は959万円。

これまでRデザインは黒革のサポート性に優れたスポーツ・シートが標準だったが、今回のXC90 Rデザインで初めて白い内装色を設定。写真はオプションのレザー・シート(13万円)。


XC90のD5といえば、昨年初夏にみちのくや鳥海ブルーラインを散々走り、とにかくその力強さに感銘を受けたことをはっきり覚えている。下位のD4比で+45ps、+8.1kgmの235psと48.9kgmを発揮するD5は、パワー・パルスというターボ・ラグを軽減する機構のおかげで、とんでもない勢いでヘアピンの連なる急な上り坂をぐいぐいとホットハッチみたいに駆け上がった。ところが土砂降りの箱根で体験した新しいRデザインは違う。ワイルドというより、はるかにスムーズ。いつの間にか速度が上がっているタイプだ。この洗練具合には正直ビックリ。XC90 D5はスタイリッシュな見た目でオンもオフも行けるマルチパーパス・カーだと思っていたが、Rデザインはさらに一枚上手なオールラウンダーだ。また、一緒に旅に出たい。


文=上田純一郎(ENGINE編集部) 写真=山田真人


(ENGINE2020年5月号)

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