これまで出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台は何か? クルマが私たちの人生にもたらしてくれたものについて考える企画「わが人生のクルマのクルマ」。時計ジャーナリストの柴田充さんが選んだのは、「1962年型フィアット600ムルティプラ」。時にはホビールームに時にはリビングルームに。自分と同じ生まれ年のクルマは、自由の精神を持つ、笑顔をもたらす遊びの象徴だった。 advertisement
僕のサンダーバード2号
残念なことではあるけれど、こんな事態になってクルマに乗る機会が以前より増えた。これまで取材や打ち合わせには電車やバスを使うことが多かったが、専らクルマでの移動になったからだ。そこには仕事後の一杯に立ち寄ることもなくなったという事情もあるけれど。
文・写真=柴田 充(時計ジャーナリスト)
(ENGINE2020年7・8月合併号)
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