2019年のデビュー以来、好調な販売を記録している新型RAV4にプラグイン・ハイブリッド(PHEV)が追加された。2.5リットル直4にモーターを前後に1つずつ組み合わせるのは、プラグのない通常のハイブリッド・モデルと変わらないが、主に前モーターの出力を50%以上強化することで、システム総合出力は221psから306psへと実に約38%に及ぶ大幅な出力向上が図られている。



圧巻なのは306psがもたらす加速力だ。素のポルシェ・マカンより速い6.0秒という0-100km/h加速タイムは伊達ではなく、公道ではアクセレレータを床まで踏みつけるのがはばかれるほど鋭い加速を見せる。この強烈な加速だけで十分“買い”だ。そのほかにも18.1kWhのリチウムイオン電池のおかげでモーターだけ最長で95km走れるとか、ガソリンと電気を用いれば航続距離が1300kmを超えるとか、ガソリンが満タンなら3日程度の給電が可能とか、PHEVのメリットが一杯。




これは魅力的だと思ったら、同意見の人がたくさんいたようで、残念ながら2021年3月分までの販売台数を売り切り、現在、予約が一時中断しているという。もちろん、このあと再開されるので、ぜひ欲しいという方はトヨタのホームページをこまめにチェックしてください。
文=新井一樹(ENGINE編集部) 写真=宮門秀行
(ENGINE2020年9・10月合併号)
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