2021.02.15

CARS

全車300psでシビック・タイプRを追撃 ルノー・メガーヌR.S.が性能向上

ルノー・メガーヌR.S.トロフィー

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ルノー・ジャポンは、メガーヌ・ルノー・スポール(R.S.)とルノー・スポール・トロフィー(R.S.トロフィー)の改良モデルを発表。2021年3月4日から販売を開始する。


メガーヌR.S.はコンパクト・ハッチバックのメガーヌをベースにルノーのモータースポーツ車両などを手掛けるルノー・スポールが仕立てたスポーツ・モデル。ドイツのニュルブルクリンク北コースで前輪駆動車最速のラップタイムを有するほか、世界の名立たるサーキットでホンダ・シビック・タイプRと前輪駆動車最速の座を争う、世界トップ・クラスの前輪駆動ホットハッチである。


ルノー・メガーヌR.S.トロフィー
ルノー・メガーヌR.S.トロフィー
ルノー・メガーヌR.S.
ルノー・メガーヌR.S.

今回の一番大きな変更点はベース・モデル、R.S.のエンジン。従来の279ps/390Nm仕様から、トロフィーEDC(デュアルクラッチ式6段自動MT)と同じ300ps/420Nm仕様へ換装された。あわせて、これもトロフィー専用装備だったアクティブ・バルブ付スポーツ・エキゾーストとナッパ・レザー&アルカンタラ巻きステアリング・ホイールを装備に加えている。トロフィーも新たに、これまではEDC車にのみ搭載されていたローンチ・コントロールを6段MT車にも採用した。


また、R.S.とR.S.トロフィーとも、LED式のヘッドライトとテールライトやフロントに配されたR.S.ロゴを変更することで見た目もちょっとリフレッシュ。シャーク・アンテナや光が流れるように点灯するリア・シーケンシャル・ウインカー、ドア・ハンドルのウェルカム・ランプを新規装着している。さらに室内では、後席用USBポートを2口新設し、センターパネルのスイッチ類のレイアウトを変更。またインフォテインメント・システムは最新世代の「イージーリンク」へと移行させていた。


走りに関する面では、衝突被害軽減ブレーキや交通標識認識、アダプティブ・クルーズコントロール(EDC車はストップ&ゴー機能付)を新たに導入することで運転支援装備を充実。EDC車はブレーキのオート・ホールドも備わった。そのほか、ランニングギアや車内環境の設定を変更するルノー・マルチセンスは、走行モードをより細かく調整できるように変更されている。


価格はEDCのみの設定となるR.S.が464万円、R.S.トロフィーの6段MTが494万円、R.S.トロフィーのEDCが504万円なっている。


ルノー・メガーヌR.S.トロフィー

文=関 耕一郎


(ENGINEWEBオリジナル)

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