ルノー・ジャポンは、メガーヌ・ルノー・スポール(R.S.)とルノー・スポール・トロフィー(R.S.トロフィー)の改良モデルを発表。2021年3月4日から販売を開始する。
メガーヌR.S.はコンパクト・ハッチバックのメガーヌをベースにルノーのモータースポーツ車両などを手掛けるルノー・スポールが仕立てたスポーツ・モデル。ドイツのニュルブルクリンク北コースで前輪駆動車最速のラップタイムを有するほか、世界の名立たるサーキットでホンダ・シビック・タイプRと前輪駆動車最速の座を争う、世界トップ・クラスの前輪駆動ホットハッチである。
今回の一番大きな変更点はベース・モデル、R.S.のエンジン。従来の279ps/390Nm仕様から、トロフィーEDC(デュアルクラッチ式6段自動MT)と同じ300ps/420Nm仕様へ換装された。あわせて、これもトロフィー専用装備だったアクティブ・バルブ付スポーツ・エキゾーストとナッパ・レザー&アルカンタラ巻きステアリング・ホイールを装備に加えている。トロフィーも新たに、これまではEDC車にのみ搭載されていたローンチ・コントロールを6段MT車にも採用した。
また、R.S.とR.S.トロフィーとも、LED式のヘッドライトとテールライトやフロントに配されたR.S.ロゴを変更することで見た目もちょっとリフレッシュ。シャーク・アンテナや光が流れるように点灯するリア・シーケンシャル・ウインカー、ドア・ハンドルのウェルカム・ランプを新規装着している。さらに室内では、後席用USBポートを2口新設し、センターパネルのスイッチ類のレイアウトを変更。またインフォテインメント・システムは最新世代の「イージーリンク」へと移行させていた。
走りに関する面では、衝突被害軽減ブレーキや交通標識認識、アダプティブ・クルーズコントロール(EDC車はストップ&ゴー機能付)を新たに導入することで運転支援装備を充実。EDC車はブレーキのオート・ホールドも備わった。そのほか、ランニングギアや車内環境の設定を変更するルノー・マルチセンスは、走行モードをより細かく調整できるように変更されている。
価格はEDCのみの設定となるR.S.が464万円、R.S.トロフィーの6段MTが494万円、R.S.トロフィーのEDCが504万円なっている。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
PR | 2025.11.27
CARS
カングー乗りの人間国宝、林曉さん 漆工芸とカングーには、いったいど…
PR | 2025.11.26
CARS
人生初のテールスライドに大興奮!GRとエンジンがコラボした新・運転…
2025.11.22
CARS
26歳で最愛のクルマに出会い、そのまま維持し続けている 新車で手に…
2025.11.27
CARS
これが正真正銘、最後の“おかわり”だ! 現行アルピーヌA110の日…
2025.11.09
LIFESTYLE
この写真の芝生広場は何だと思いますか? これが住宅だと聞いてびっく…
2025.11.23
CARS
「プレリュードに乗っていなかったら、違う人生になっていた」 3代目…
advertisement
2025.11.22
26歳で最愛のクルマに出会い、そのまま維持し続けている 新車で手に入れた2代目マツダ・サバンナRX-7で今も毎日通勤
2025.11.21
もはや神!と藤島知子(自動車評論家)が絶賛!20台のランキング1位に選んだ今乗りたいクルマはこれ
2025.11.19
【もうすぐ納車】買っちゃいました!エンジン編集長の永野正雄が1位に選んだのは自ら購入したこのクルマだ
2025.11.23
「プレリュードに乗っていなかったら、違う人生になっていた」 3代目ホンダ・プレリュードを新車で購入し、30余年後の今も愛用し続ける
2025.11.17
これ1台あれば他に何もいらない!竹花寿実(自動車評論家)が1位に選んだ素晴らしいハンドリングのサルーンとは