2021.05.20

LIFESTYLE

ルイ・ヴィトン謹製! モナコグランプリのトロフィー専用トラベルケース!

© Louis Vuitton

ル・マン24時間、インディ500、と並び「世界3大レース」のひとつに数えられる伝統的なレース、モナコグランプリがいよいよ5月20日に開幕する。78回目を迎える今年は、日本人ドライバー、角田裕毅が所属するアルファタウリ・ホンダをはじめ、どのチームが栄冠を勝ちとるのか気になるところ。

だが、今回もうひとつ注目したいのは、誰が勝つのかではなく、勝者に贈られるトロフィーを収める “トロフィー専用ケース” だ。なぜなら、その製作を手がけるのが、ルイ・ヴィトンだからだ。さる5月10日、ルイ・ヴィトンとモナコ自動車クラブは複数年のパートナーシップを締結、ブランド史上初となる「フォーミュラ1モナコグランプリ」のためのトロフィー専用トラベルケースを手がけることとなった。


© Louis Vuitton

全長3337kmのモンテカルロ市街地コースを模したトロフィーを収めるトラベルケースは、パリ郊外にあるルイ・ヴィトンの歴史的なアトリエで、職人の手作業により製作された。ひと目でルイ・ヴィトンとわかるモノグラム・キャンバスには、モナコ公国の国旗のシンボルカラーのホワイトとレッドで、勝利(Victory)を表す “V” を描くなど、ブランドの伝統的なノウハウを随所に見ることができる。

F1グランプリのなかでも特別なモナコグランプリ。ここでの1勝は3勝分の価値があると言われるほど貴重で、なおかつ強いドライバーの証でもある。そんな勝者のためのトロフィーを収めるトラベルケースをルイ・ヴィトンが名誉をかけてつくった。勝利とともに誰が手にするのか、今から楽しみで仕方がない。

ちなみにルイ・ヴィトンは「ラグビーワールドカップ2015」、「2018FIFAワールドカップ™」ロシア大会、全仏オープンテニス「ローラン・ギャロス トーナメント」、そして「NBA」など、名だたるスポーツ・イベントの公式トロフィー・ケースを製作している。


© Louis Vuitton
2018FIFAワールドカップ™ ロシア大会のために製作された特製ケース。モノグラム・モチーフを施したモノグラム・チタニウム素材を使用、8カ所のコーナー部分はナチュラルなヌメ革で保護されている。



© Louis Vuitton / Sebastian Zanella
全仏オープンテニス「ローラン・ギャロス 2017」へ向けて製作されたトロフィー・ケース。ケースのフロントはテニスコートのラインを想わせる「V」がデザインの仕上げとして施され、内装はテニスコートのクレー(赤土)を想起させるテラコッタカラーとなっている。写真右が本大会の女子シングルス・チャンピオンに贈呈されるスザンヌ・ランラン・カップ、写真左が男子シングルス・チャンピオンに贈呈されるムスクテール・カップ。



© Jesse D. Garrabrant/NBAE via Getty Images
NBAファイナル2020で優勝を果たしたロサンゼルス・レイカーズに、ルイ・ヴィトンのスペシャルオーダーで製作された専用トラベルケースに収められた「ラリー・オブライエン・トロフィー」が贈呈された。


ルイ・ヴィトンが手がけるトロフィー専用のトラベルケースにも注目する——。スポーツ観戦の新たな楽しみがひとつ加わった。


文=小林尚史(ENGINE編集部)
(ENGINE WEB オリジナル)

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