2021.07.09

CARS

実用車のベンチマークが8代目に進化 新型フォルクスワーゲン・ゴルフが日本にやってきた

ゴルフらしさを踏襲

フォルクスワーゲンは新型ゴルフを日本市場に導入した。ドイツ本国で2019年10月に発表されたゴルフとしては8代目にあたるモデルだ。

外観は低くなったフロント・ノーズが新鮮に映るものの、全体的な印象はこれまでの歴代モデルのイメージを色濃く残している。ヘッドライト、テール・ライトともLED式を採用。さらに写真では変わりにくいが、ヘッドライト内のデイタイム・ライトを繋ぐようにグリルの上部にもLEDライトが配されている。ボディ・サイズは全長4295mm×全幅1790mm×全高1475mmで、先代より30mm長く、10mm狭く、5mm低い。ホイールベースは15mm短い2620mmだ。Cd値は0.275で、先代の0.3から改善されている。

大きく変わったのは内装。メーターには10.25インチの液晶パネルを用いたバーチャル表示を採用。ナビをはじめとする各種インフォメーションを表示および操作できる10インチのタッチ・パネルと合わさって、これまでのゴルフとは異なる表情を見せる。操作系の多くをタッチ・パネルで行えるようになったため、機械的なスイッチが減り、全体的にスッキリとしたデザインになった。









48Vのマイルド・ハイブリッドを全車に標準

プラットフォームは従来型の発展版であるモジュラー・タイプの「MQBエボ」を採用。先代比で全幅や全高、ホイールベースは減少しているが、室内の肩回りと頭上空間はほぼ同レベルで、5人乗車に十分な室内スペースを確保したという。荷室容量は後席使用時が先代同等の380リッター、最大時が33リッター減の1237リッターだ。

パワートレインは、1.0リッター3気筒と1.5リッター4気筒の2種類。いずれもガソリン・ターボで、48Vのリチウムイオン・バッテリーと発進アシスト・モーターも兼ねるベルト駆動式スターター/ジェネレーターを組み合わせた、フォルクスワーゲン初となるマイルド・ハイブリッドだ。

最高出力と最大トルクは、1.0リッターが110ps/200Nm、1.5リッターが150ps/250Nm。アシスト・モーターは13ps/62Nmを発生する。変速機はドライブバイワイヤ化された乾式デュアルクラッチ・タイプの7段自動MTだ。

サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアは1.0リッター車がトレーリングアーム式、1.5リッター車がマルチリンク式。タイヤは1.0リッター車に205/55R16、1.5リッター車に225/45R17を装着する。







まずは5ドアの普及モデルから

標準装備の内容も充実が図られた。レーンキープ・アシストとアダプティブ・クルーズコントロールは210km/hまでの対応となり、緊急ブレーキは歩行者と自転車も検知可能な最新式となった。デジタル・メーターと10インチのタッチ画面を用いるオンラインインフォテインメントシステムも全車に装備される。

本国ではGTIやR、ワゴン・ボディのヴァリアントなどのバリエーションも登場しているが、今回導入されるのは5ドア・ハッチバックの1.0リッターと1.5リッターの各2グレード、計4機種のみとなる。価格は291.6〜375.5万円。







文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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