2021.08.23

CARS

アヴェンタドールの最終モデルはランボルギーニ最後のV12自然吸気モデル

東京・六本木にあるランボルギーニのショールーム、「ザ・ラウンジ・トウキョウ」で、アヴェンタドールLP780-4ウルティメを日本初公開した。クーペ350台、ロードスター250台が生産されるアヴェンタドールの最終仕様で、同時にV12自然吸気エンジンをハイブリッド機構などなしに単体で搭載するのもこのモデルが最後となる。

最後の600台

当日は、ランボルギーニ・ジャパンのダビデ・スフレコラ代表が登壇。アヴェンタドールの概要や、日本上陸50周年記念車やヨウジ・ヤマモトとのコラボモデルといった日本限定車の歩みなどを紹介。その後、今回のLP780-4ウルティメを紹介し、実車を覆ったヴェールが外された。





SVJの機能を付加

エクステリアはアヴェンタドールの「S」と「SVJ」の要素を併せ持ち、3段可変リアスポイラーと、空力性能と冷却性能を向上するバンパーやサイド・スポイラーを装着。カーボンセラミック・ブレーキを標準装備し、車両重量はクーペが1550kg、ロードスターが1600kgで、Sより25kg軽量化されている。

インテリアは黒基調でレザーとアルカンターラを多用。専用パターンのシートにはサイドサポート部にアルティメのネームが刺繍されている。





6.5リッターV12はさらにパワーアップ

6.5リッターV12自然吸気ユニットの最高出力は、SVJ比10ps アップの780ps。最大トルクは720Nmのままだが、特性は変更された。0-100km/h加速はSVJと同タイムの2.8秒、最高速度は5km/h増の355km/hに達する。

日本での販売価格は、クーペが5454万3088円、ロードスターが5986万4236円。ただし、すでに全車予約済みだという。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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