2021.09.01

CARS

リア・ゲートが怖い【メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート #87】

『エンジン』に掲載された編集部の長期リポート車、メルセデス・ベンツ300TE(1992年型)の過去13年間分の記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。今回は走行距離が22万8960kmの2016年4月号のショート・リポートです。

【初回を読む】2008年、エンジン編集部で124型の購入を決定!

つっかえ棒でしのぐ

今月の走行距離は1000km。車検でラジエーターを交換し、水回りがほぼ一新された44号車。寒い日が続くせいもあるけれど、90度あたりを指す水温計の針がピタリと動かないのは、なんとも心強い。一方、嫌な予感がしているのは、足回りである。路面の悪いところを通過して、サスペンションが伸縮すると、時々「ギー」という異音がするのである。特に路面の大きなうねりにより、脚が大きく伸び縮みすると「ギ~」と鳴る。もしかしたら、経年劣化でダスト・ブーツが裂けていて、ダンパーと干渉しているのかもしれない。あるいはダンパー自体からの音かも。ダンパーといえば、リア・ゲートのダンパーは完全にヌケてしまった。荷物を積んでいるとき、はねあげたリア・ゲートが自重で降りてくるので怖い。とりあえず、つっかえ棒でしのいでいる。暖かくなったらどこかへ行きたいなあ。

文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 写真=茂呂幸正

■44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)
Mercedes-Benz 300TE(1992)
購入価格 168万円
導入時期 2008年9月
走行距離 22万8960km

(ENGINE2016年4月号)

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