2021.12.01

CARS

身銭を切ってでも所有したいクルマのマイ・ベスト20 自動車ジャーナリストの塩見智が選んだ第1位を発表!


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買って半年たった今でも静粛性、快適性に惚れ惚れさせられる。近ごろ取材車に対する静粛性、快適性の基準が跳ね上がってしまった。

6位 マツダ・ロードスター



このクルマを慕う気持ちは今でも1~3位級なのだが、それを毎回書くことに飽きてきたのでこの順位に。そろそろ次期型が気になる。

7位 テスラ・モデル3



モデル3自体も動力性能、快適性、利便性に優れるが、同社独自の新世代急速充電器(up to 250kW)と合わせて使うと最&高なのだ。

8位 ホンダe



こういうのが都市部をちょこまかと多数走り回り、道路脇にいくつもの充電器があって航続距離を気にする必要がない日々を夢想する。

9位 ジープ・ラングラー



JK時代からずっと好き(誤解なきよう)。悪路走破を楽しめ、デイリーユースも難なくこなす万能車。ライバルよりコンパクトなのも○。

10位 キャデラックCT5

今年上半期で最も感心したクルマ。電動化がクルマの魅力を向上させるわけではないことを電動化に最も積極的なGMが教えてくれた。

11位 スズキ・ジムニー(シエラ含む)



コンパクトな車体に悪路走破性と経済性がぎっしり詰まった箱庭Gクラス! ジムニーはニッポンのものづくりの誇らしさの具現化だ。

12位 トヨタ・ミライ



革新的技術やコンセプトが盛り込まれたクルマはその点で素晴らしいものの姿が残念なケースが多いが、2代目はその点でとてもまとも。

13位 シトロエンC5エアクロスSUV

連中は手が届く価格の範囲で極上の乗り心地に飽くなき情熱を注ぐという社是みたいなものを再確認したんじゃないかな、数年前に。

14位 BMW 4シリーズ(クーペ、カブリオレ)

「走るキドニーグリル」などと言われていたので実車を見るのが不安だったが、見たらすんなり気に入り、乗ってあっさり心を奪われた。

15位 シトロエン・ベルランゴ

貨客両用車は実用性の高さとハズシの美学によって昔から人気がある。ベルランゴにはそれらに加えディーゼルによる走りの喜びもある。

16位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(新型)

TシリーズからはVWのいつもの圧倒的質感の高さが感じられなかったため不安だったが、乗れば新型もハッチバックの教科書だった。

17位 メルセデス・ベンツGLB(AMG GLB35含む)

マッチョなルックス、ほどよいサイズ、魅力的なディーゼルというパッケージはありそうでなかなかない。日本のためのメルセデスだ。

18位 ルノー・トゥインゴ

安価な小型車のためにRRの専用車台を新規開発したその心意気やよし。後年思い出すこと必至のグッドハンドリングコンパクトだ。

19位 アルファロメオ・ステルヴィオ

こんなに良いのに売れない理由が本当にわからない。だが販売台数と良し悪しは必ずしも関連しない。ベストハンドリングSUVだと思う。

20位 ホンダN-WGN

軽自動車のくせにADAS充実。全車速ACCも備わる。オリジナリティあふれるスタイリングはホンダ車随一。セカンドカー候補の筆頭。

文=塩見智(自動車ジャーナリスト)



(ENGINE2021年9・10月号)

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