2021.10.05

CARS

メルセデス・ベンツCLSがフェイスリフト 新デザインで魅力アップ

メルセデス・ベンツがフェイスリフトを実施した新型CLSの予約受注を開始した。エクステリアのリデザインや、快適装備の拡充などが図られた。

フロント・グリルを一新

外観は、4ドア・クーペの流麗なフォルムはそのままに、フロントまわりのデザインを変更。CLS220dスポーツとCLS450・4マチック・スポーツは一面に小さなスリーポインテッドスターを散りばめた新しい意匠のシングル・ルーバー・グリルを採用。フロント・バンパーもワイド感を強調した新デザになっている。また、ホイールはデザインを変更するとともに、CLS450・4マチック・スポーツのサイズを20インチへと1インチ拡大した。





AMGはパナメリカーナ・グリルを装着

メルセデスAMGモデルのCLS53・4マチック+(プラス)はほかのAMGモデル同様、パナメリカーナ・グリルと呼ばれる縦ルーバーの専用グリルを装着。走りに関する機能では走行モード切り替えにレース・モードが加えられた。また、ドア・ミラー、リップ・スポイラー、室内の装飾などがカーボンとなり、赤色のブレーキ・キャリパーとマットブラックの20インチ・ホイールが装備されるカーボンパッケージが新設されている。

ボディ・カラーは10色。さらに、CLS220dスポーツとCLS450・4マチック・スポーツには、特別塗装色を含む6色から選択できるインディヴィデュアライゼーション・プログラムが受注生産オプションとして用意される。





インテリアは機能性を向上

インテリアでは、リムに手を添えているだけでステアリングを支持していることが認識できる静電容量式センサーを備えたステアリング・ホイールを導入。また内装には新色が追加されている。

全モデルにヘッドアップディスプレイを装着。さらにCLS450・4マチック・スポーツとCLS53・4マチック+にはドア・クロージング・サポーターを標準装備にした。このほか、ヒーターやシート、照明などの統合制御や個人データに基づくドライバーサポートなどを含むエナジャイジングパッケージがCLSに初設定された。

納車開始は2022年第1四半期を予定。価格は918〜1441万円。





初回限定のエディション1は限定50台

また、この改良モデル発売を記念し、CLS53・4マチック+に世界限定300台のエディション1が設定された。マットブラックの20インチ・ホイールを装着し、フロント・グリルやリアのエンブレム類がダーククローム仕上げとなる。日本仕様には2色が用意され、カシミアホワイトマグノが30台、セレナイトグレーが20台それぞれ販売される。価格は1599万円。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement