2021.11.01

CARS

乗ってみるとそれだけのことはある! 今流行りのクーペ・ルックを取り入れたアウディQ5に試乗!!

弟分で横置きエンジンのQ3に続き、縦置きのQ5にも、なだらかに弧を描くルーフが特徴のスポーツバックが追加された。ブルーのボディ・カラーが鮮やかな導入記念限定車で箱根を往復した。モータリング・ライターの高平高輝がリポートする。

カッコ良く洗練されたアウディはもう当たり前

片付けが苦手でデスクの上は散らかり放題の私は、アウディに乗るたびに、きれい好きで潔癖症の友だちの家にお邪魔したみたいで気が引ける。でも、走り出すとその高い洗練度に感心し、今度こそ自分の部屋を片付けようと心に刻む、ということを繰り返している。カッコ良く洗練されたアウディはもう当たり前なので、ずっと以前から存在していたような気がするが、クーペ・スタイルのミディアムSUVであるQ5のスポーツバックは実は今回が初登場である。



ベース・モデルのQ5は現行型が2代目で、今年はじめにマイナーチェンジ・モデルが国内導入されており、Q5スポーツバックもそれをベースにしている。Q5には2リッター4気筒直噴ガソリン・ターボとディーゼル・ターボが設定されているが、Q5スポーツバックのパワートレインは当面ディーゼル・ターボに7段Sトロニックの組み合わせのみ、「アドバンスト」と「Sライン」という2グレード(加えて高性能バージョンのSQ5も)でどちらも4WDのクワトロである。ディーゼルはQ5と同じユニットで、204ps/400Nmを発生する。さらに12Vのリチウムイオン電池とBAS(ベルト駆動オルタネーター・スターター)を備えたマイルドハイブリッドである。

試乗車は導入記念モデルたるファーストエディションで、これは40TDIクワトロSライン(40は出力125kW以上を示すアウディの呼称法)をベースに、ファインナッパレザー・シートやマトリックスOLED(有機LED)リア・ライト、20インチ・ホイール、ダンピングコントロール・サスペンションなどの専用装備が奢られている。

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