2021.12.16

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"PHILLIPS AUCTIONEERS" 熱視線を集める日本から出品の腕時計。時計オークションの興奮は最高潮に!

時計オークションへの日本出品が増え、そのコンディションの良さが評判になっていることをご存じだろうか。2021年の売上げが前年比75%増と、かつてないほど盛り上がるフィリップス アジア時計部門。急増中のオンライン利用を含めて、いまや時計オークションは気軽に参加し、出品も落札も楽しむ時代だ。

日本から出品された「ロレックス・デイトナJPS」が同モデルにおける世界最高落札記録達成!



“資産”としての価値が認知されたこともあって、時計オークションが盛り上がっている。コロナ禍で流通量が減っても、それが人気と相場の押し上げにつながり、高級ウオッチは世界中で引っ張りだこだ。

時計のジャンルで有名なオークションハウスといえば、まずフィリップスの名が挙がるだろう。1796年に設立された老舗で、ヨーロッパ各地とアメリカ、日本では東京にオフィスを構える。ジュネーブ、ニューヨーク、香港の3都市で、通常年5回の時計オークションを開催しており、近年は日本からの出品も増加中だ。というのも、日本のコレクターは総じてモノを大切に扱うため、コンディション良好で付属品一式揃ったものが出品されることが多く、世界のコレクターから注目を集めているのだ。

11月末に開催された第13回香港オークションでも、歴代最高落札価格を達成したロレックスの「デイトナJPS」や、カルティエの「タンク・サントレ」をはじめ、日本出品モデルは次々と高い落札額を記録した。また、このオークションには世界70カ国から過去最多の1800人以上がオンラインで参加し、出品作品の約60%がオンラインで落札されたという。日本の時計ファンにとって、出品でも落札でも、オークションが身近な存在になっているのは確かである。


落札価格/約1億9830万円
Lot.819/ロレックス Ref.6241「コスモグラフ・デイトナ“ポール・ニューマン ジョン・プレイヤー・スペシャル”」
1970年代~80年代、ブラック地にゴールドロゴの「John Player Special(ジョン・プレイヤー・スペシャル)」のタバコカラーをまとったF1マシンが大人気を博した。それが通称「JPS Ref.6241」と呼ばれる理由だ。ポール・ニューマンモデルの中でも極めて希少で、この型番の製造期間は1965年から1969年のみ。調査によると、本機のような18Kイエローゴールドケースは300本に満たないという。しかも、ケースバックとラグの間に、フランスのインポート・ホールマーク付き。極めて良好な保存状態で日本から出品されたこともあり、ポールニューマンJPSの世界最高価格を記録した。



落札価格/約3320万円
Lot.829/カルティエ Ref.61134971「タンク・サントレ」
カルティエのアイコンモデルのひとつ「タンク」が発表されたのは1917年のこと。その最初のバリエーションが、1921年初出の「タンク・サントレ」だ。今回、日本から出品された珍しいホワイトゴールドケース仕様は、2015年に日本のコレクターの手に渡ったもの。カルティエのトラディション部とのディスカッションを通じて、メゾンの熟練職人がオリジナルの仕様に基づき、ダイアル、針、ケースを復元(夜光のみ現代のものを使用)。審美眼に優れた参加者が多かったためか、予想を大幅に超える落札価格となった。


さまざまな年代、生産国、デザイン、そして価格 個性豊かなモデルが揃うのも大きな魅力

そもそも現行モデルは正規店に行けば簡単に見つけられるが、生産終了モデルやアンティークウオッチを扱っているお店は限られる。対してオークションには膨大な数の腕時計が出品されおり、稀少性が高いハイエンドモデルから、人気ブランドの定番モデルまで、製造年式も価格帯も実に幅広い。しかも、セカンダリーマーケットという2次流通市場なので、一般的な相場で購入するよりエスティメイト(落札予想価格)が低いことも珍しくない。つまり、憧れのモデルがお得な価格で落札できるチャンスも多いのである。

アンティークモデルだけでなく、最近は生産終了から間もないモデルでも、希少性の高いリミテッドがすぐに出品されることが多くなっているという。たとえば人気上昇中の日本ブランドでも「クレドール 叡智II」は、まだ正規店でオーダー可能だが、限られた生産数に対して需要が多く、すぐには手に入らない。ウエイティングリスト上で長期間待つなら、オークションで購入できるチャンスを有効利用したい、というわけだ。

また、オークションといえばミュージアム級の高額モデルをイメージしがちだが、香港オークションに出品されたボヴェの「クロノグラフ」のように、100万円台で落札できるモデルも数多い。一方で、日本の正規店が別注したA.ランゲ&ゾーネの「ダトグラフ・ダイヤモンドベゼル仕様」のように、通常なら目にすることもない希少モデルに遭遇する可能性もある。

時計愛好家にとってオークションは、実際に売り買いするだけでなく、夢のような逸品が掲載された豪華なカタログやWEBの出品目録を見るだけでも胸が高鳴るに違いない。


落札価格/約2395万円
Lot.893/A.ランゲ&ゾーネRef.815.036「ダトグラフ」
12時位置のアウトサイズデイトと、中心から少し下がったインダイアルの調和の取れた文字盤が特徴的なダトグラフ。手巻きフライバック・クロノグラフCal.l951.1はシースルーバックから鑑賞可能で、細かな部品が詰まった凝縮感は衝撃を受けるほど美しい。41mm径の現行に対して、2008年頃に生産されたこの個体は、第1世代と同じ39mm径プラチナケースを採用し、48個のバゲットカットダイヤモンドをベゼルにセット。ドイツ時計の至宝ともいえる逸品に、オークションならこうして出会えるのだ。





落札価格/約590万円
Lot.885/セイコー Ref.GBLT997「クレドール 叡智II」
最近は世界の時計市場で日本ブランドの注目度が急上昇している。「クレドール叡智II」は、高級時計専門の「マイクロアーティスト工房」でハンドメイドされ、国内外で高い評価を受けるシンプル3針ウオッチ。セイコー創業140周年を迎えた2021年、39mmプラチナケースに瑠璃青の磁器ダイアルを合わせたGBLT997が新たに加わったが、年間20本ほどの生産のため、順番待ちは必須。それを飛び越えてすぐに奪取するチャンス、という意味でも、オークションの意義は大きい。



落札価格/約157万円
Lot.949/ボヴェ Ref.5347「クロノグラフ」
クロノグラフ秒針とスピリットセコンド針で2つの時間を同時計測できるスプリットセコンドだが、ボヴェは1936年に1本の針で機能させる「モノラトラパンテ」を開発して特許を取得。上のボタンで計測がスタートし、下のボタンを押すとクロノグラフ秒針が停止し、ボタンを離すと実際の計測時間にクロノグラフ秒針が追いつく仕組みだ。コスト抑制にも貢献したこのユニークな機構に加え、美しく経年変化したトロピカルブラウンのダイアルが、コレクターたちを大いに刺激した。


フィリップスの詳しい情報はこちら

問い合わせ=PHILLIPS(フィリップス)東京 Tel.03-6273-4818
Email:tokyo@phillips.com

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ジュネーブでは史上最高額の総売上を達成! 独立時計師作品やスポーツモデルでも世界記録が続出 !!



11月上旬に開催されたフィリップスの第14回ジュネーブ時計オークションは、時計オークション史上最高額となる約84億円の総売り上げを記録。続く香港オークションを終えて、2021年はアジアのオークション史上初めて全セールでホワイトグローブ(全ロット完売)を達成し、販売実績は前年比75%増となった。この盛り上がりが2022年も続くのは間違いないだろう。

ジュネーブ時計オークションでは、独立時計師による2000年前後の作品が人気を呼んだのも特徴的だった。フィリップ・デュフォーの「グラン・プチ・ソヌリ」が、独立時計師の時計として世界最高記録となる約5億8400万円を記録したほか、トップ10のうち5モデルをフィリップ・デュフォーとF.P.ジュルヌが占めた。また、SSモデルでも落札価格が上昇中のトロピカルダイアルも今後、目が離せないレアポイントといえる。アンティーク時計マーケットのトレンドをしばらくチェックしていなければ、自分でも気づかないうちに、所有モデルの市場価値が上昇している可能性もありそうだ。


落札価格/約4億8000万円
Lot.140/F.P.ジュルヌ「スープクリプション ナンバー1 クロノメーターレゾナンス」
1999年に自社ブランドを設立した独立時計師F.P.ジュルヌの比類なき創造力と技術力は、いまや周知の事実。その独立初期に販売された5型のスースクリプション(予約販売)が出品され、しかも全作がシリアルナンバー001だったため、時計愛好家たちの話題となった。5型のうち落札価格最上位となった本機は、世界初の共振脱進機をプラチナ&ピンクゴールドケースに搭載した2000年発表作で、ジュルヌの才能を広く知らしめた貴重な作品。この型番のオークション最高落札価格を記録した。



落札価格/約3億8400万円
Lot.53/オメガ Ref.2915-1「スピードマスター」
1969年に人類初の月面着陸に同行したムーンウオッチとして知られる手巻き「スピードマスター」。1957年~59年に生産されたその第1世代には、CK2915-1、-2、-3の3種類のリファレンスが存在する。名機Cal.321を搭載し、ブロードアロー針やタキメーターベゼルなど独特の意匠を備えるRef.2915-1のなかでも、この個体はミルクチョコレートのような色合いに熟成されたトロピカルダイアルが目を引く。その希少性にふさわしく、オークションに出品された過去のオメガの中で落札価格世界記録を達成した。


ハードルは高くない! 自ら出品するという選択肢も。



年末年始でコレクションの整理をする際には、自身のモデルをオークションに出品することも、ぜひ検討していただきたい。と同時に、オンラインを積極的に活用して、ぜひ入札にも挑戦してほしい。出品も落札も、実際にやってみれば意外と敷居は低いもの。一度試してみれば、時計の世界が無限に広がっていくのを感じるはずだ。

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オークション出品方法

《査定》出品を検討している時計の詳細を、電話やEメールにてフィリップスに連絡する。その内容をフィリップスのスペシャリストが、オークション出品に適しているかどうかを検討する。最終的な結果は実際に時計を確認してからの判断となる。


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《予想落札価格・最低落札価格・出品条件の提示》スペシャリストがオークション出品に適していると判断した場合、予想落札価格と最低落札価格、また出品条件を提示。その条件を確認して出品を検討する。

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《出品決定・時計預かり》出品決定後、指定の期日までに時計がフィリップスに到着するように手配する。時計の梱包料、送料、保険料などの諸経費は出品者の負担となる。

                 


《契約書締結》時計到着の確認が取れるとフィリップスから契約書が発送される。契約書には予想落札価格、最低落札価格、出品条件等が記載されており、内容を確認して問題なければ署名して返送する。※出品手数料および諸経費(保険料、カタログ掲載料等)が派生する。※はじめて出品される場合は身分証明書、または会社登記簿謄本の登録が必要。

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《オークション開催》自身が出品する時計がカタログに掲載され、オークションに出品される。

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《支払い》オークションから約45日以降に支払われる。支払われる金額は、落札者からの入金確認後、落札価格(ハンマープライス)から出品手数料、諸経費を差し引いた金額となる。

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フィリップスの詳しい情報はこちら

問い合わせ=PHILLIPS(フィリップス)東京 Tel.03-6273-4818
Email:tokyo@phillips.com

取材・文=大野高広 写真=PHILLIPS

(ENGINE WEBオリジナル)

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