2021.12.16

CARS

キャンプもラグジュアリーに! 超高級車のマイバッハで砂漠を疾走 早逝のデザイナーと共作した異色のEVオフロード・クーペ

メルセデス・ベンツがマイバッハのコンセプト・モデル、「プロジェクト・マイバッハ」を米フロリダ州マイアミのルーベル・ミュージアムで公開した。ダイムラーAGのチーフ・デザインオフィサーであるゴードン・ワゲナーと、ファッションデザイナーのヴァージル・アブローの共作による、新ジャンルの提案だ。

advertisement


いかなるメルセデスにも似ていない

これまでのいかなるメルセデスにも似ていないデザインは、メルセデス・マイバッハのラグジュアリーな個性を、新たなデザイン言語を用いて解釈した結果だという。それは、全長6m近い2ドア・2シーターのビッグ・クーペでありながら、ゴツいタイヤを履いたオフローダー仕立てだ。



長大なボンネットには太陽電池を収める

ボディは中央が黒、側面が砂漠の砂を思わせるベージュ系のカラーリングで、キャビンを囲むようなフレームにはルーフキャリアとサーチライトが設置されている。前後にはパイプバンパーと金属製のアンダーガードを備え、フロントはバンパーにライトを組み込んだ。リアはマイバッハのエンブレムを象ったテールライトがアイキャッチだ。

広いエンジン・ルームが不要な電気自動車(EV)でありながらロングノーズを備えるが、長大なボンネットの表面は透明で、その下には太陽電池が敷き詰められている。スタイリング的な要求を満たし、そこに機能的な意味を持たせるというのが、このクルマのテーマのひとつ。このボディ前半部は、それが顕著に表現されている。



早逝したヴァージル・アブローへのトリビュート

ワゲナーとともに、この枠に囚われないコンセプト・カーをデザインしたアブローは、ルイ・ヴィトンのメンズウェア部門で黒人初のクリエイティブ・ディレクターを務めたほか、現行Gクラスのデザインにもインスピレーションを与えたクリエイターだが、2021年11月に41歳の若さでこの世を去った。遺族の希望に沿う形で発表したこのコンセプトEVを、メルセデスは彼へのトリビュートだとしている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement