同レベルの出力を持つ3.0リッターV6よりも180万円安い　マセラティのSUV、レヴァンテにハイブリッドが追加

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マセラティがレヴァンテのハイブリッド・モデル、「GTハイブリッド」を日本市場へ導入した。マセラティのハイブリッド・モデルは、ギブリに続いて2モデル目となる。

2.0リッター直4に48Ⅴモーターを組み合わせる

パワートレインはギブリ・ハイブリッドと同じ、2.0リッター直4ターボに48Vのベルト式ジェネレーター・スターター（BSG）と8段ATを組み合わせたもの。ただし、駆動方式はギブリがFRの後輪駆動なのに対し、FRベースの4WDを採用する。システム・トータルの最高出力は330ps/5750rpm、最大トルクは450Nm/2250rpm。0-100km/h加速は6.0秒、最高速度は245km/hをマークする。

3.0リッターⅤ6に対して燃費を18％アップ

48Vハイブリッドの採用は、330ps/500Nmの3.0リッターV6ツインターボを積む「レヴァンテ・モデナ」に対して燃費を18％改善するという。しかし、向上するのは燃費ばかりではない。フロントに従来の6気筒より軽量な4気筒を積み、バッテリーをリアに搭載したことでより適正化された前後重量配分が、スポーティなドライビングに寄与することも期待できる。なお、580リッターの荷室容量はV6やV8モデルと変わらない。

エクステリアは、フロント・フェンダー側面の3連エアダクトやブレーキ・キャリパー、Cピラーのロゴがブルーで彩られ、ハイブリッド・モデルであることが容易に識別できる。またインテリアでは、シートの刺繍で同じブルーが選択できる。

価格は1134万円。レヴァンテの中では最も安価なモデルで、3.0リッターV6の「モデナ」の1314万円よりも180万円低い設定となっている。