2021.08.26

CARS

ちょっと"恐い"クルマ探検隊(笑)! ロールス・ロイスみたいな作りの3200GTにビックリ?! 恐いけどやっぱり魅力的なマセラティの世界

怖いけれど官能的な、ちょっと古いマセラティの世界

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東京・中目黒の表通りを一歩入ると、イタリア車がひしめいている不思議な一角が。雑誌『エンジン』でお馴染み渡辺敏史&エンジン中古車探検隊が見つけてきたジウジアーロ率いるイタルデザインが手がけたマセラティたち。ちょっと恐いクルマ探検隊(笑)、じゃなくてちょっと古いクルマ探検隊、出動!

クルマ好きが一度は気にするイタリア車

ウエダ 久し振りに戻ってきましたエンジン中古車探検隊。今回は「ちょっと古いクルマ探検隊!」と銘打って、1990年代前後辺りのネオクラシック的な銘柄にフォーカスする特集をやっておりまして……。

ワタナベ ん、探検隊といえばお前らだから、なんか探してこいと。

ウエダ いや、そんな乱雑な感じではないのですが……。

アライ まぁ概ねそんなことですよ。

ワタナベ アライくんはやっぱり江戸っ子だねえ。話が早い。

アライ 古いといっても腫れ物扱いするほどご立派でなくて、まずまずなお値段で気兼ねなく乗れそうで濃ゆいヤツって感じみたいっス。

ワタナベ 大体そんな話かなぁと思って探しときましたよ僕が。クルマ好きなら一度は気にしたことがあるだろう、かなり濃いやつを濃い店で。

ウエダ むむ、なんか向こうに見えてる後ろ姿はもしかして。

アライ おー、3200GTですか。

ワタナベ 最後のマセラティ製V8搭載車。みんな好きでしょ。

ウエダ 大好きですけど、それと同じくらい怖いって気持ちが強くて手が出ないんですよね。

アライ おっ、3200GTだけじゃなくてクーペとスパイダーもあるじゃあありませんか。これはフェラーリ製V8を積んだ最初のマセラティですね。話ややこしいですけど。

ワタナベ これさ、現役時代もなかなか並べて見比べる機会はなかったんだけどさ、お店の人に話を聞くとけっこう色々変わってるんだよね。

渡辺隊長と話しているのはスピリットの渡邉 翔さん(写真左)。ノーズ分割ラインの有無(左の3200GTがあり、右のスパイダーがなし)でかなり印象が変わることが分かる。
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