2022.01.25

CARS

これは傑作車だ!! 新型レクサスNX450h+の素晴しい乗り味に思わず唸った!

2代目に生まれ変わったレクサスNXの試乗会が、長野県の蓼科高原で開かれた。新たにレクサス初のPHEVも加わった新型の乗り味はどうだったか? エンジン編集部の村上がリポートする。

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輸入車を凌駕するデキ

新世代レクサス第1弾を謳う2代目NXの試乗会は蓼科高原のリゾート・ホテルを舞台に開かれた。周辺にはスキー場もたくさんあり、まさにこれからの季節、NXのようなSUVが活躍しそうな山道を中心に、レクサス初のプラグイン・ハイブリッド(PHEV)、従来型のハイブリッド、そしてガソリン・エンジン・モデルという様々なバリエーションに試乗することができた。



そして、結論から言ってしまうと、その中でも圧倒的にデキ映えが優れていると思われたのが、最初に乗ったPHEVのNX450h+だった。乗り心地、ダイナミック性能、静粛性、品質感のすべてにおいて、輸入車に比肩するどころか、それを凌駕するような素晴しい乗り味を持っていた。あまりに印象が良かったものだから、その後、様々なモデルに乗った後、最後にもう一度乗せてもらったほどだ。そして、好印象が間違っていなかったことを確信した。

ひと言でいうと、重厚感のあるドッシリと落ち着いた乗り心地を持つ一方で、クルマの動きが発進から加速、そしてコーナリングまで、すべてにおいてスムーズで、意のままに動いてくれる。そういう当り前のことが当り前にできているクルマなのだ。決して突出した走りの性能を見せてくれたわけではない。しかし、そういう自然に気持ちいい走りを見せてくれるクルマというのが、毎年多くの新型車に乗っていても、なかなか無いのだ。レクサスが初めてつくったPHEVが、そういうピントがバシッと合ったクルマであったのに本当に驚いた。一体、どうしてこんなクルマがつくれたのか。ずっと考えながら、よく晴れたドライブ日和の蓼科で、その走りを堪能した。



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