2021.12.30

CARS

2022年に創立75周年を迎えるフェラーリが記念ロゴをお披露目

2022年に75周年を迎えるイタリアのスポーツカー・メーカーであるフェラーリが、その栄えある年を記念するロゴを発表した。

処女作は1947年に発表した「125S」

自動車メーカーとしてのフェラーリが設立されたのは1947年。創設者のエンツォ・フェラーリはマラネロに小規模なファクトリーを立ち上げ、処女作となる「125S」を製作。この年のローマ・グランプリで優勝し、その名声の基礎を築いた。



75周年記念動画を公開

それ以降、さまざまな国籍や年齢層のファンやオーナーも含めた巨大なコミュニティを築いてきたフェラーリが節目を記念して動画を公開。その主役たちはファクトリーで働く社員だ。

社員がチームワークや情熱、誇りを語り、ひとり1ピースずつのジグソーパズルを組み立てると、跳ね馬のモニュメントが完成する。ジョン・エルカン会長によれば、これは「フェラーリの同僚たちがひとつひとつ配置した造形作品」で「マラネロと世界中の全ファミリーが共有するフェラーリ・スピリットのシンボル」だという。



「フェラーリは人でできている」

その周囲に、社員たちの顔を集めたモザイクで「75」が描かれた記念ロゴが現れた動画は、エンツォ・フェラーリの言葉で締めくくられる。「ファクトリーは人と機械、建物でできている。フェラーリは、なによりも人でできている」と。電動化が不可避となり、自動車産業が転換点を迎えるなか、フェラーリは創業者の精神に立ち返り、新たなスタートを切ろうとしている。



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文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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