2022.01.18

CARS

GRヤリスの「モリゾウ・セレクション」に3人のモータージャーナリストが試乗! クルマ好きのオジさんたちを若返らせる!! 


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村上 ところで、さっきGRヤリスの話で触れなかったのは、今日乗ったのがモリゾウセレクションという特別なモデルだということだよね。

山本 いくつかの見た目上の違いもありますが、本質的な違いは、乗る人に合わせてパーソナライズできることと、短い周期でクルマの性能をアップデートしてもらえることです。

島下 すべてKINTOのリース契約になっていて、3年の契約期間のなかで数回アップデートしてもらえることになっている。

村上 このモリゾウセレクションの考え方の中にも、GRの目指すものが出ていると思う。その人のためのパーソナルなものをつくっていこうということと、どんどんそのクルマを良くしていこうということ。

山本 それって、まさにモータースポーツでやっていることそのままですよね。マイナーチェンジのタイミングじゃなくても、いいものができたらドンドン取り入れていく。そのドライバーに合わせて乗りやすいセッティングにしていく。どちらもレースの世界では当り前のことです。

村上 でも、それを巨大量産メーカーのトヨタがやるというのだから凄いことだよね。今の“100年に一度の大変革”は電動化や自動化について言うのが一般的だけれど、クルマを一人一人に合わせたものにしていけたら、それも大きな変革だもの。

島下 電動化や自動化が進んでも残るクルマの楽しみってなんだろう、ということ。それを本気で考えてやっているのがGRなんだと思います。

話す人=佐藤久実+島下泰久+山本シンヤ+村上政(エンジン編集部・まとめも) 写真=柏田芳敬



■GRヤリス“モリゾウセレクション”
駆動方式 エンジン・フロント横置き4WD
全長×全幅×全高 3995×1805×1455mm
ホイールベース 2560mm
トレッド(前/後) 1535/1565mm
車両重量(車検証) 1290kg(前軸780kg、後軸510kg)
エンジン形式 直噴直列3気筒DOHCターボ
排気量 1618cc
最高出力 272ps/6500rpm
最大トルク 370Nm/3000-4000rpm
トランスミッション 6段MT
サスペンション(前) マクファーソン・ストラット/コイル
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン/コイル
ブレーキ 通気冷却式ディスク
タイヤ 225/40R18
月額利用料(税込み) 8万1840円~(KINTO、ボーナス併用なし)

(ENGINE2022年2・3月号)

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