2022.01.25

CARS

求められるのはワゴンよりもSUV!? 新型メルセデス・ベンツCクラスにオールテレイン登場

メルセデス・ベンツが新型CクラスのステーションワゴンをベースにSUVテイストを盛り込んだ「C220d・4マチック・オールテレイン」を発売した。

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Eクラスに続く第2弾

メルセデス・ベンツにオールテレインが設定されるのは現行Eクラスに続いて2モデル目となる。



最低地上高を40mmほどアップ

Cクラス・オールテレインは大径タイヤの採用などにより最低地上高を約40mm上げるとともに、シングルルーバーの専用フロント・グリルやクロームのアンダーライトガードを下部に備えた前後バンパー、ブラックのホイールアーチを装着することで、SUV風味のスタイルに仕立てている。ホイールは専用デザインの18インチで、245/45タイヤを履く。

ボディ・サイズは全長4760mm×全高1840mm×全高1495mm。車高は40mm高くなっているが、1500mm以下には抑えられているので、立体駐車場への入庫も可能だ。



マイルド・ハイブリッドの2.0リッター・ディーゼルを搭載

パワートレインは、200ps/440Nmを発生する2.0リッター直4ディーゼル・ターボに、20ps/208Nmの短時間アシストを行う48V電源を用いたマイルド・ハイブリッド・システムの「ISG」(インテグレイテッド・スターター・ジェネレーター)を装備。モーターがエンジンをアシストすることでエンジン回転数を低く保ち、エネルギー効率と快適性の向上を図っている。変速機は9段ATで4WDと組み合わされる。

走行モードを切り替える「ダイナミックセレクト」には「オフロード」と「オフロード+」を追加。オフロードは悪路や雪道などでの走破性を高め、オフロード+は急勾配の下での安定走行と、上りで動けなくなった場合の安全な後退を可能にする機能が備わる。



最新の運転支援とインフォテインメント装置を備える

アクティブ・クルーズコントロールやウインカーと連動して車線変更の支援も行う「アクティブステアリングアシスト」など最新の運転支援装置を装備。また、ヘッドライトは片側あたり130万個の微小な反射鏡を備え、配光を高い精度で制御する「デジタル・ライト」を備える。また、ARナビゲーションや、指紋や声を用いる生体認証での設定呼び出しといったSクラスにも採用されている最新技術も盛り込まれている。

価格は796万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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