2022.01.04

CARS

ステーションワゴンとSUVのクロスオーバー! メルセデス・ベンツCクラス・オールテレインに試乗!!

Eクラスに続きCクラスにも加わったちょっと背の高いステーションワゴン、オールテレインを渡辺敏史がテストした。

マンション住まいも大丈夫

パワートレインの電動化推進や、大幅に進化したデジタル環境など、2021年に登場した新しいメルセデス・ベンツCクラスのトピックは枚挙にいとまがない。セダンとステーションワゴンが初めて同時に発表されたこともその1つに挙げられるだろう。



そのステーションワゴンをベースとする“オールテレイン”は既にEクラスには用意されているが、今回のフルモデルチェンジを待って、Cクラスにもいよいよ設定された。


Cクラス・オールテレインのサイズは全長、全幅、全高が4755×1841×1494mm。ステーションワゴンのS206型に対して、全長で4mm、全幅で21mm、全高で39mmそれぞれ大きい。日本での計測値が全幅は1850mm、全高が1500mmに収まれば、駐車場事情でSUVの購入を諦めていたマンション住まいのユーザーにも間口が広がるだろう。

ホイールベースは2865mmとベースモデルに同じ。最低地上高は40mm増えているが、これはタイヤ径の拡大とサスペンションのキャリブレーションでそれぞれ20mmずつ嵩上げしたもの。Eクラス・オールテレインはエアサスによる車高調整によって乗り心地と悪路へのアプローチ性を両立しているが、Cクラス・オールテレインはコイルサスでその両建てを目論んでいる。

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