トラブル発生！　ステッカーと一緒にクリア・コートも剥がれちゃいました！！【エンジン編集部のポルシェ911（996型）長期リポート♯49】

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エンジン編集部の79号車、ちょっと古いポルシェの996型911の長期リポート。今回はなんと塗装が剥がれるというトラブルが発生！　

古いクルマのステッカーは要注意

先月号のリポートでも少し触れたように、新たな不幸が79号車を襲いました。ミシュランのニュータイヤを新調し、気持ちいい走りが復活したのは良かったのですが、撮影の際、デモンストレーション用に前後のバンパーに貼っていたステッカーを後日剥がしたところ、フロント左バンパーのクリア・コート塗装が一緒にベリッと剥がれてきてしまったのです。最初はシールの接着剤の一部が残ってしまったのかと思ってさらに剥がそうとしていたのですが、よく見たらそうではなく、クリア・コート部分がなくなって下地が出ていることが判明。シマッタ、と思った時にはすでに取り返しがつかないことになっていた次第です。それをきっかけにバンパーをよくよく観察したところ、ところどころにクリア・コートの剥がれ跡があり、どうやらかなり塗装の状態が傷んでいることがわかりました。角のあたりに前オーナーが擦ってペイントマーカーで補修した跡があることは知っていたのですが、そのほかにも細かな飛び石や何かが当たった小さな傷が散見されました。というわけで、この際、フロント・バンパーの塗装をやり直そうと決意。79号車の磨きをやってもらったハイランダーに相談しようと決めたものの、年末進行のあまりの忙しさでまったく身動きが取れないまま今月号の締切りを迎えてしまいました。1月は雑誌が休みなので、その間にしっかり修理して、次のリポート時には美しく生まれ変わった姿をお見せしたいと思います。古いクルマにお乗りのみなさん、どうかステッカーにはご注意あれ。

文＝村上政（ENGINE編集長）　写真＝神村聖（走り）

■79号車／ポルシェ911カレラ4S（996型）
PORSCHE 911 CARRERA 4S
購入価格（新車時）　340万円（1244万2500円）
導入時期　2017年4月
走行距離（購入後）　11万6436km（3万4051km）

（ENGINE2022年2・3月号）

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