2022.02.23

CARS

BMWが最新のアートカーを99台限定販売 手掛けたのは現代美術家のジェフ・クーンズ

BMWがアートペイントを施した8シリーズ・グランクーペを発表した。デザインを担当したのは現代美術家のジェフ・クーンズだ。

スピード感に溢れるカラフルなエクステリア

ベース・モデルはM850i xドライブ・グランクーペで、「ザ8Xジェフ・クーンズ」と銘打たれる。エクステリアはブルーやシルバー、イエロー、ブラックなど11色を用いてカラーリング。スピード感のある幾何学的なストライプをベースに、サイドスリットから吹き出した噴煙のようなグラフィックと「POP!」の文字があしらわれる。



塗装だけで200時間

リアには色彩が弾け飛ぶようなパターンを施しているが、これはクーンズが2010年に手掛けたM3・GT2のアートカーへのオマージュだ。手作業での塗装にはのべ200時間が費やされ、1週間でペイントできるのはわずか4台だという。



インテリアはMブランドとアメコミがモチーフ

インテリアもカラフルに仕立てられる。シートは赤と青で彩られるが、これはBMW・Mのブランドカラーとアメリカン・コミックの登場キャラクターをイメージしたものだという。またカップホルダーのフタにはBMWロゴの構成色であるババリアンブルーで、クーンズのサインが入る。

アメリカのアートフェア、「フリーズ・ロサンゼルス」で公開されたこの最新のアートカーは、3月からドイツ・ディンゴルフィン工場で99台が製作される。そのうちの1台はクーンズのサインが入れられて、ニューヨークのクリスティーズでオークションに出品される予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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