2021.10.07

CARS

日本だけの特別な3台 和の伝統工芸、西陣織とコラボしたBMW・X7の特別仕様車

BMWがX7に限定車の「西陣エディション」を設定した。日本市場のみの特別仕様車で、販売はわずか3台のみとなる。

「BMWと日本の名匠プロジェクト」の第3弾

BMWの日本法人であるビー・エム・ダブリューが2020年から「BMWと日本の名匠プロジェクト」と銘打った、日本の伝統工芸を取り入れた限定車を製作している。X7西陣エディションは、2020年8月に発売した蒔絵螺鈿細工を用いたBMW850iグランクーペ、2020年12月の打込象嵌技法を採用した7シリーズに続く第3弾。車名からわかるとおり、今回のコラボレーションの相手は西陣織だ。



西陣織の世界をクルマで表現

京都・西陣の老舗に協力を仰いで作成されたのは前席のセンター・アームレス。担当したのは1889年に創業した西陣織メーカーの「加納幸」である。300年以上前からの引箔技術を継承する村田商店直営の楽芸工房が手掛けた箔装飾したメリノ・レザーを細かく裁断。それを絹糸と織り込む引箔技法で作られた織物に、「けい雲」をイメージした白い立体模様を織り込むことで、西陣織ならではの優雅な光と色彩を表現している。

また、インパネのトリムには楽芸工房による「五色金重ね」という箔押しによる表面加工を採用。いろいろな色彩に加工した銀箔を5度重ねることで、独特の風合いと色調により奥行きのある重層的な世界を描いている。

展示車両は西陣織の魅力をよりわかりやすくするために、ルーフライナーにも西陣織で彩られているが、残念ながら市販車は内装色と同じアイボリーホワイトのアルカンターラとなる。シートはBMWインディビデュアルのフル・レザー・メリノを使用している。







外観もインディビデュアルの特別色で彩られる

ベース・モデルは、3.0リッター直6ディーゼル・ターボ+48Vマイルド・ハイブリッドを積むX7・xドライブ40dピュア・エクセレンス。ボディ・カラーにはBMW・Mのカスタマイズ・サービスであるBMWインディビデュアルのメニューに用意される特別色の「アメトリン」を採用している。アメジストとシトリン、つまり紫と黄色が混成した水晶をイメージしており、複数の顔料を多層塗りすることで、光の具合により色彩が変化するよう仕上げた。

受注はBMWオンライン・ストアで行い、納車は年末以降を予定している。価格は1680万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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