BMW・X5ディーゼルにマイルド・ハイブリッドの高出力モデルが加わった

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BMWがミドルサイスSUVのX5にディーゼル・エンジンの上位モデルとなる「xドライブ40d・Mスポーツ」を追加した。

35dに対し、50psの出力向上

パワートレインは既存の35dと同じ3.0リッター直６ディーゼル・ターボを採用。ただし、出力は35dより54ps/50Nm高い、最高出力340ps/4400rpm、最大トルク700Nm/1750〜2250rpmを発生する。35d同様、11ps/53Nmの交流同期モーターを用いた48Vマイルド・ハイブリッドも備わる。トランスミッションは8段ATで、4輪を駆動する。

最高出力は340ps、最大トルクは700Nm

最高出力は340ps/4400rpm、最大トルクは700Nm/1750〜2250rpmと、35dに対して54ps/50Nm向上。一方、エンジン負荷の軽減と効率の最適化に加え、コースティング機能の採用などもあり、WLTC燃費は12.1km/リッターと、35dに対して0.3km/リッターの減少に留めている。

渋滞時のハンズフリーなど、最新の運転支援を装備

フロントがダブルウィッシュボーン式、リアがマルチリンク式のサスペンションには電子制御エア・スプリングを採用。ハンズ・オフ・アシストをはじめとする先進運転支援システムはX5のほかのラインナップと同様に標準装備する。

全長4935×全幅2005×全高1770mm、ホイールベース2975mmのボディ・サイズはほかのX5と共通だ。車両重量は35d・Mスポーツより60kg重い2410kgとなっている。

ハンドル位置は右、シート・レイアウトは3列7座のみを設定する。価格は1141万円。