2022.03.11

LIFESTYLE

濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』も参戦 2022年アカデミー賞の大本命はこの作品!

3月27日に授賞式を控える米アカデミー賞。国内での話題は当然ながら『ドライブ・マイ・カー』

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『ドライブ・マイ・カー』が日本映画として初めて作品賞候補に挙がった今年のオスカー。そのほかのノミネート作品と比べて、受賞の可能性は?

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主演男優賞に近いのはウィル・スミス?

3月27日に授賞式を控える米アカデミー賞。国内での話題は当然ながら『ドライブ・マイ・カー』に集中しているが、作品賞候補に挙がった残り9作品を見ても、渋めの作品が多かった昨年に比べ、『デューン 砂の惑星』や『コーダ あいのうた』といった娯楽性の高い良作が並んでいる。

そのひとつが、映画史に輝く名作ミュージカルをリメイクした『ウエスト・サイド・ストーリー』。監督はスティーブン・スピルバーグだ。オリジナルの大きな魅力は、60年以上経っても色褪せぬダンス・ナンバーの迫力にあるが、本作ではこれらのダンスを新たな振り付けでダイナミックにアップデート。それでいて意外な人物に名曲『サムウェア』を歌わせるなど、オリジナル楽曲の素晴らしさを再認識させてくれる作品でもある。



娯楽性という意味では『ドリームプラン』も負けていない。こちらの主役は、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズを育てた父、リチャード・ウィリアムズ。テニス界の最強姉妹が打ち立てた偉業はテニス・ファンならずとも知るところだが、彼女たちの成功の陰に、こんな型破りな父親の存在があったとは驚きである。娘たちが生まれる前から、彼女たちがトップ・プレーヤーになるための計画を立て、それを常人には計り知れない思い込みと行動力で実現させてしまう……。ウィル・スミスが、かなりクセの強い、それでいてどこか憎めない父親に扮し初のオスカー受賞を狙う。



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