2022.03.14

CARS

アルピナ車が買えるのは2025年まで BMWがアルピナの商標権を獲得

BMWがアルピナの商標権を獲得することを発表した。アルピナ社は2025年末でコンプリート・カーの開発、生産、供給を終える。2026年以降、アルピナ・ブランドはBMWの高級車ブランドのひとつとして継承される見込みだ。

100年に1度の大改革に飲まれる

今回の決定は、電動パワートレインへの移行をはじめ、排出ガスや安全に関する規制の強化といた時代の流れを受けたものである。2021年に過去最高の販売台数を記録するなど、成功を収めているアルピナ社だが、少量生産メーカーでは電動化や環境、安全技術への対応に限界があることから、事業内容の見直しを図った。



約60年に亘り、BMWひと筋

アルピナ社=アルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン有限合資会社は1965年に設立。起業以前の1960年初頭からBMWのチューニングを手掛けていたアルピナ社は、会社設立以後もBMWのチューニングやレースを中心に活動を行う。コンプリート・カーの販売を開始したのは1978年。その後、1983年にはドイツ自動車登録局から自動車メーカーとしての認定を受け、BMWのコンプリート・カー製造車として現在に至る。

2025年にコンプリート・カーの生産を終えるアルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン社はボーフェンジーペン社として再編を行い、クラシックカー関連事業やエンジニアリング事業などを手掛ける予定だ。長年にわたり培われたノウハウがBMW以外のメーカーにも提供される可能性を示唆しており、そちらの展開には新たな期待がふくらむ。

もちろん、スペアパーツ供給やサービス提供については生産終了後も、全年式のアルピナ車に関して長期的に保証するという。また、もうひとつアルピナ・ブランドとして展開しているワイン事業は商標権譲渡の範疇には含まれず、これまでどおり運営していく見込みだ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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